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2014年12月27日土曜日

グリーンピースによるナスカの地上絵の破壊は数千年残るダメージ


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Jorgeです。

環境保護団体グリーンピースによるナスカ遺跡の蹂躙のニュースよりしばらく経ち、その被害の度合いが明らかになっています。

こんな記事がありました。
GIZMODO: グリーンピースが聖地に残した爪痕



彼らは非常にデリケートなナスカの地上絵部分に、遺跡の保護のための装備も着用せずスニーカーで入り込んだようです。


リンク先の写真を見ると、はっきりと彼らの侵入による痕跡が残っています。

ナスカの地上絵の地域は表面の黒い砂利の下に白い土の層があります。
ですから、その黒い砂利の層を細く掘ることで白い土の層を露出させて、地上絵が描かれているわけです。

そこを土足で歩くと、人の歩いた後が簡単に残ってしまい、それは自然には直らないというわけです。

グリーンピースがナスカの地上絵のことを何も調べもせずに実行してしまった無計画さが分かります。


しかも、グリーンピースは過去にもペルーの遺跡、それもとびきり知名度の高いマチュピチュで横断幕を垂らすという暴挙もしていました。

⇒スペイン語のニュース記事


これは、遺跡を破壊こそしていないかも知れませんが、見学に来た人たちはどう思ったでしょう。

また、マチュピチュ遺跡の後ろにそびえるワイナピチュ山に、プロジェクターでバナーを照射したこともあります。




これらの活動が強くとがめられなかったために、調子に乗ってナスカでの行動に出たと私には思えます。
しかし、どこまでが許されることか、取り返しの付くことかは良く考えるべきですね。

いずれにしても、ナスカの地上絵のダメージが大きいというのが非常に残念です。





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2014年12月10日水曜日

ナスカの地上絵に落書きがされた??


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Jorgeです。

非常に残念なニュースが話題になっていました。

「深刻な影響があった」とペルー政府も激怒 「ナスカの地上絵」付近に巨大メッセージ 環境団体の責任追及


過激な活動で知られる環境保護団体グリーンピースが、環境についてのメッセージを、ナスカの地上絵のすぐ側に描き、環境に深刻な影響を及ぼしたということです。

写真を見ると、ナスカの地上絵の中でも有名なハチドリの側に、布で文字を書き、しかもドローンを飛ばして空中で撮影を行っていたようです。


当然、これらは違法行為とみなされ、ペルー文化庁によって通報されたようです。

伝えたいメッセージがあるのは分かりますが、どうして文化遺産を傷付けるリスクまで犯して行うのか理解に苦しみますね。
まして、一人の人間が突発的に行ったのではなく、グループで計画的に行ったことのようですが、誰か止める人はいなかったのでしょうか。




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