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2011年9月17日土曜日

クスコ市サンペドロ駅使用再開への要望が募る


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マチュピチュ地域の行政から、クスコ市のサンペドロ駅の使用を再開するようクスコ市に要請があったようです。

サンペドロ駅はアルマス広場から徒歩で10分程、クスコの中央市場のまん前に位置する好立地で、観光客がマチュピチュへアクセスするのに、非常に便利な駅でした。


しかし、2009年2月からこの駅は使用されなくなり、代わりにクスコの中心街からタクシーで20分ほどのポロイ駅が使用されるようになりました。
このサンペドロ駅~ポロイ駅の区間は坂が非常に多く、スイッチバック(列車がジグザグに坂を登る)による走行で非常に時間がかかるため、敬遠される傾向がありました。
しかし、列車のこの区間でクスコ市を山の上から一望でき、マチュピチュ帰りの夜の便であれば、美しいクスコの夜景が望めるため、そして何よりクスコの中心部に近く便利なため、再開を望む声が高まっているようです。

しかし、このニュースを見ると、この区間に住む住民は騒音や振動のため、再開を望まない声の方が多いようです。
再開には、このあたりの問題を解決することが必要かも知れませんね。



個人的な意見としては、今すぐにでもサンペドロ駅の使用を再開すべきだと考えています。
旅行者にとって利便性がはるかに高いからです。
せっかく、レールのインフラが整備されているのに、別の交通手段を利用して離れたポロイ駅まで移動しなければならない理由が分かりません。

マチュピチュ観光をツアーで行う場合にはガイドが世話をしてくれるので迷う心配はないかも知れませんが、もし自力でマチュピチュを目指すのであればポロイ駅まで移動するのもリスクがあると言えるでしょう。


今回の要望が受け入れられて、サンペドロ駅の使用が再開されることを願っています。




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