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2011年8月29日月曜日

ワーゲン・ビートル(1)


クスコでは、走っている車の半分は日本車だと感じるほど日本車が多いですが、クスコの街に一番に合う車はフォルクスワーゲン・ビートルのように思います。(旧型の方)
右の写真も何かサマになってると思いませんか?


今でも、独特のバタバタした音を立てながら、沢山のビートルがクスコの街を走っています。



本当にボロボロになってるのに、小さな車体に4,5人詰め込まれて走っているのを見ると、長持ちするいい車であることが分かります。



クスコではバスに乗っている子供たちが、降りるバス停に着くまでの間、ビートルを探す遊びをします。

どっちが多くのビートルを先に見付ける事ができるか競争するのです。
ビートルはその形からサポsapo、sapito(蛙の意味)と呼ばれていて、子供たちがsapito verde(緑の蛙)、sapo rojo(赤い蛙)などと呼んでゲームをしている光景を見ることがあります。

こんなゲームができるほど、街中にワーゲン・ビートルが走っているということですね。









クスコではワーゲンバスも現役で走っているのを良く見かけます。


このブログでは、管理人がこれらの車が大好きなので、ワーゲン・ビートルとワーゲンバスの写真を集めて、順次紹介していきたいと思います。







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2011年8月28日日曜日

クスコに見る日本 車編(1)TOYOTA

クスコに住んでいると、色々なところに日本の製品や文化を見ることがあります。
クスコの人々は日本がどこにあるかもいまいち正しく理解していないことが多いですが、それでも日本には親しみを持ってくださっているようです。

特に車は、クスコを走る車の半分以上が日本車のように思われます。
タクシーはSUZUKIのALTOかTOYOTAのProboxが、バスはTOYOTAのHIACEが多いです。


右の写真はTOYOTAの古いカローラ。
こんな古いカローラは日本でも現役で走ってるのを見ることはあまりないのではないでしょうか。


これも古いTOYOTAです。
ボロボロですが、走っていますよ。
どんなに古くなっても、走り続けることができる品質の高さと丈夫さが、ペルー人にも愛される理由なのでしょう。


警察車両もほとんどにTOYOTAが採用されています。
特にHILUXのような悪路に強い車種は、警察車両として良く見かけます。

政府機関にも、日本の技術が高く評価されている証拠ですので、嬉しく思いますね。






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クスコ市を紹介(2)




クスコはインカ帝国の首都だったことで有名です。
未だ、街のあちこちにインカのにおいを残しています。

右の写真は、クスコ王国を後のインカ帝国にまで大きくした初代インカ皇帝パチャクテク王の像です。
クスコのソル通り(Av. Sol)の傍の公園の塔の上にそびえています。
この公園はリャマがいて身近に見られるのもいいところ。

クスコやパチャクテについての詳しい情報はWikipediaでも見てくださいね。









クスコ市は虹のような配色の旗がトレードマークです。
もともとインカ帝国の旗がこの配色だったようですね。
右の写真が、クスコの旗ですがちょっと見難いでしょうか(汗

街のあちこちでこのクスコの旗を見ることができます。
特に6月の祭り(インティ・ライミ)の時期には、クスコはこの旗だらけになります。

インカ帝国が滅びた後も、クスコはインカの首都としての誇りを抱き続けているのですね。





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チョケキラオ遺跡にロープウェイ建設計画

⇒スペイン語のニュース元

皆さんはチョケキラオ遺跡(Choquequirao)をご存知でしょうか?
マチュピチュにそっくりの構造で、マチュピチュの兄弟遺跡と言われている、今ペルーで最も注目されている遺跡です。

マチュピチュよりさらに奥地にあるため、アクセスが悪く 、未だ観光地としてはメジャーになっていません。

しかし、このチョケキラオ遺跡にロープウェイ建設の計画が持ち上がっています。
これによりアクセスが良くなれば、マチュピチュとセットで観光できるようになるかもしれません。

今後の展開に期待です。



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2011年8月27日土曜日

ペルビアン航空 2機の運転を再開

http://www.rpp.com.pe/2011-08-27-reanudan-vuelos-de-peruvian-airlines-tras-levantamiento-de-suspension-noticia_398339.html

90日間の運転停止を命じられていたペルビアン航空ですが、リマ・アレキパ間、リマ・イキトス間で2機の飛行機が運転を再開しています。

後数日のうちに、全面的に運転再開の見通しが立っているとの報道がされています。

ペルビアン航空はサービス面での苦情を良く耳にする、いわゆる「安かろう悪かろう」の航空会社として有名ですが、それでも価格競争に積極的でないペルーの航空業界に大きなインパクトを与える価格設定だけは本物です。
今後の各航空会社の価格競争に火をつけるためにも、早期の再開に期待したいですね。




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2011年8月25日木曜日

ケチュア語講座のブログ、オープンします

ケチュア語講座
http://quechua-japanese.blogspot.com/


日本語によるケチュア語の解説書は、良く探しても確認できるだけで二冊のみしか発行されていません。
ケチュア語入門―南米アンデス・インカの言語
実用ケチュア語入門―文法・日常会話・単語集

しかも、語学の素人ととして有名なあの戸部 実之氏の著書のみで、いずれも絶版という状態です。
ホームページでもいくらかケチュア語の解説をしているサイトがありますが、現在更新されているものは少ないようです。


それで、日本人に、簡単なコミュニケーションをとることができるくらいのレベルでケチュア語を学んでいただけるサイトを作成することを思い立ちました。


そのなも単純、ケチュア語講座
http://quechua-japanese.blogspot.com/


興味のある方は、是非こちらのブログも覗いてみてくださいね。




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スペイン語の正書法が変更に

こちらのスペイン語通訳の方のブログより。
http://pocoapoco.blog.so-net.ne.jp/2010-11-06

スペイン語の情報源はこちら
http://www.elpais.com/articulo/cultura/i/griega/llamara/ye/elpepucul/20101105elpepucul_9/Tes


このニュースによりますと、大きな変更点がいくつもあります。

例えばアルファベットの“Y”は“イグリエガ”の発音から“ジェ/イェ”だけの発音に変わるとのこと。
他にもアクセント記号が今まで付いていたものが付かなくなったりなど、大幅な改定のようです。

クスコでは全く話題にも上っておりません。
ちょっと知識階級の人たちに話しを聞いてみたいと思います。

いずれにしても、本当ならスペイン語を学ぶ人にとって大きな変更ですので、関心がある方はリンク元をご覧になってください。










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2011年8月24日水曜日

ペルビアン航空 Peruvian Airlines90日間のフライト禁止




ニュース情報ですが、2011年8月19日よりペルビアン航空が安全上の理由で、政府により90日間のフライト禁止の措置を取られたことが発表されました。



ペルビアン航空 Peruvian Airlines ホームページ
http://www.peruvianairlines.pe/

ニュースの英語ソース
http://www.peruviantimes.com/20/govt-grounds-peruvian-airlines-for-90-days-due-to-safety-issues/13420/

どうも、過去にも再三安全上の問題を指摘され警告を受けていたようですが、ついにフライト停止措置となったようです。

ペルー国内の航空運賃は同国の経済状態に比較して非常に割高感がある設定なのですが(恐らく、観光立国なので、外人旅行者がターゲットのため値段を高くしてある)、 ペルビアン航空は非常に割安な運賃で人気を博していた、ペルーのドメスティック航空会社のパイオニア的存在だったので、非常に残念なニュースと言えます。
ペルーではラン・ペルーLan Peruというチリの航空会社が6割ほどの大きなシェアを占めています。小さいペルー資本の航空会社が新規参入することは過去にも何度もありましたが、いずれも倒産していくので、ライバル会社の陰謀がまことしやかにささやかれており、今回のペルビアン航空のフライト停止もライバルの仕組んだ罠であり、他の航空会社のように倒産してしまうだろうと噂されています。

実際、ペルビアン航空のオフィスで話しを聞いたところ、7機所有している飛行機の内、1機に問題が見付かっただけでこの処置が取られたことに不満を言い表しており、自分たちがまるで被害者のように語っていました。しかし、問題の改善が見られ次第すぐにでもフライトが再開できると自信を持って語っています。

現在ペルビアン航空では、すでにチケットを購入した旅行者に対し、運賃の払い戻しもしくは他の航空会社への変更を無料で行っています。
とはいえ、いずれも購入したフライトの当日にならないと手続きを行わないという、非常に不適切かつ不親切な対応のため、大勢の旅行者が困惑しており、旅程を変更せざるを得ない状況となっています。

今の時期にペルー旅行を計画されている方は十分に注意してください。



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2011年8月18日木曜日

クスコの食(1) アンティクーチョ

アンティクーチョ専門店“コンドリート”
ペルー料理も、どんどん紹介していきたいと思います。
最初は、アンティクーチョと呼ばれる料理です。

このアンティクーチョは路上のあちこちで売られている、人気のファストフードです。
そして、クスコで一番美味しいアンティクーチョを出してくれる店は“コンドリート”(CONDORITO)というアンティクーチョ専門店、ここ以外ないでしょう。
(ちなみにこのコンドリートはよく漫画本が露店で売られていることもある、チリの人気キャラクターです。多分、著作権なんかなく勝手に使用していると思われますが・・・)



アンティクーチョ(牛ハツの串焼き)
 そして、ここの店の看板料理はこれ、アンティクーチョ(Anticucho)です。
牛ハツを1cmくらいの厚さでスライスし、たれに漬け込んで柔らかくなったところを炭火焼しています。

 専用のソースが用意してあり、たっぷり付けていただきます。(中身は謎・・・)

串ごとかぶりつくのもいいですが、フォークで串から肉を外す方が食べやすいでしょう。
程よい歯ごたえのジューシーな肉が癖になります。(ペルーの牛肉はとても固いが、アンティクーチョは程よい固さ)
チョンチョリ(牛の腸の串焼き)



そして、次はチョンチョリ(Choncholi)です。
これは牛の腸(大腸かな?)をアンティクーチョと同じように串焼きにしたものです。
ゴムホースの様な外見と食感なので、モツが苦手な方にはちょっと厳しいかもしれません。
私も、美味しいとは思うんですが、一串全部を食べる気持ちにはなかなかなりません(汗
ロコト・レジェーナ(辛いピーマンの肉詰め)
最後に、ロコト・レジェーノ(Rocoto relleno)です。
ロコトっていうのはピーマンと唐辛子が組み合わさったような野菜で、パプリカほどのサイズの緑か赤のピーマンなんですが、へたの部分に近づくほど辛味が強くなります。

それに肉詰めして、衣を付けて揚げたものがロコト・レジェーノです。
辛いのが苦手な方は先端の方を、得意な方はへたの根元の方を食べるという風に分け合うといいかもしれません。
日本でもピーマンの肉詰めをするので、馴染み易い味ではないでしょうか。


コンドリートはクスケーニャビール工場のすぐそばのタクナ通り(Av.Tacna)にあります。
下にメニューとグーグルの地図を張っておきますので、参考にしてくださいね。

コンドリート Condorito
・アンティクーチョ 5ソル
・チョンチョリ 5ソル
・ロコト・レジェーノ 3.5ソル


場所:タクナ通り Av.Tacna

大きな地図で見る



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アルマス広場(クスコ)

高台からアルマス広場を望む

クスコ市のセントロ(中心部)にはアルマス広場(Plaza de Armaz)という公園があります。


実のところ、ペルーのどの都市にも、必ずと言っていいほどアルマス広場があります。
どうも、公園を中心に街を作る文化のようですね。

ペルーに限らず、南米各国にも同様の文化が見られるようです。スペインもそうなんでしょうかね?



噴水とカテドラル
一番上の写真はクスコのアルマス広場を高台から見た様子です。
ちょっと見づらいですが、真ん中あたりの高い建物(教会)に囲まれた公園ががアルマス広場です。

右の写真が、アルマス広場の真ん中にある噴水と、背景に広場の北東に位置するカテドラルです。
このカテドラルはお祭りの時に、各地区にいる聖人の像が運ばれてきて全員集合する、ペルーの教会の総本山のような存在です。


インティライミ前のアルマス広場

左はアルマス広場の南東に位置するラ・コンパーニャ教会です。
これも古い、歴史ある教会のようです。
そしてその手前にある像は、実は上の写真にある、噴水の上にハリボテをつけて作ったインカ皇帝の像ですね。
恐らく、写真を撮ったときはお祭り(インティライミ)の時期だったので、そのために特設したものだと思われます。
アルマス広場の周りは観光客向けの商業地区なので、 高級なレストランやブティック、旅行代理店や旅行グッズのショップが並んでいます。
しかも、最近はマクドナルドやケンタッキーフライドチキンも開店しました。(リマには沢山あるんですが、クスコにはここだけです)
ですが、アルマス広場の周りで食事をしようと思うと軒並み高価な店ばかりなので、懐具合が厳しい旅行者は少し離れたところでレストランを探すといいかもしれません。
ペルーの物価は日本の1/3程なのに、アルマス広場付近で食事をすると、日本と変わらない金額がかかる場合があります。マクドナルドやケンタッキーも、セットを頼むとSol.15(¥450)程かかったりします。
アルマス広場のケンタッキーとカテドラルの隣りには、ペルー・レイルのチケット売り場もあります。
自力でマチュピチュまで旅行しようと考えている人は、ここでチケットを予約してください。(インターネットのホームページでも買えますが。)


ペルーというと治安が悪い印象があるかと思いますが、アルマス広場には常に警官が数名いて、観光客も沢山いるので、引ったくりなどには余程不注意でもない限り遭うことはないでしょう。
クスコ観光の合間に歩き疲れたら、是非アルマス広場でほっと一息ついてくださいね。




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2011年8月15日月曜日

クスコの気候

クスコの日差しは強烈!
クスコの天気は、慣れないと少し戸惑ってしまうような、独特なものです。

昼間の日差しは緯度が低いため、また標高が高いため、大変強く感じます。
正直、目が痛くなるほどです。
太陽ってこんなにパワーがあったんだなぁ・・・

でも、夕方になって太陽が沈むと、急激に気温が低くなります。
寒い時期だと、ちょっと霜が降りるくらいの気温です。
ペルーって地図上では南国だから暖かいんじゃないの???って、最初は思いました。

それで、一日の間での気温の変化がとても激しいので、クスコに旅行する人は服装を工夫する必要があるでしょう。
長袖シャツにセーターかパーカーを羽織り、その上にウィンドブレーカーなどを重ね着すると、暑くなってきても寒くなっても、脱いだり着たりすることで温度調整が しやすいですね。


6月頃のクスコ
また、クスコには季節は雨季と乾季しかありません。
雨季は日本の冬の時期で、大まかに11月~4月くらいの期間です。
毎日のように雨が続くものの、気温は乾季に比べて暖かいです。
雨季は旅行には向いていないので、ペルー旅行を考えている方は、この期間には計画されない方が無難と言えると思います。
とはいえ、一日中雨が降り続くわけではなく、リマやナスカなどの海岸砂漠地域では雨季の影響はないため、旅行会社は雨季であってもペルー旅行を開催しています。

乾季は日本の夏の時期、5月~10月くらいです。
この期間はほとんど雨が降ることがなく、旅行に最適です。
特に4,5月は雨季の直後なので、緑や花が多いのでお勧めです。
しかし、雨季に比べると寒く、7月が寒さのピークなので、防寒対策をしっかり行ってください。
雪こそ降らないものの、氷が張るほど夜は気温が下がることがあります。


おさらいで、クスコ旅行の服装の注意点:
・重ね着スタイルで暑さ寒さのどちらにも対応できるようにする
・日差しが強いので、帽子とサングラスを忘れずに!
・雨季ではなく乾季に旅行の計画をする

以上、忘れずに。



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クスコの町並み

セントロの典型的な町並み
左の写真がクスコの典型的な町並みです。
といっても、クスコの中心地(セントロ)の方面に限りますけどね。
クスコはセントロとそれ以外の場所で、大分町並みや雰囲気が変わります。

セントロは写真のように石畳の道、狭い車道と狭い歩道、白い壁の家が連続しています。
家は中心部ほど、インカ時代の工法が残り、基礎部分がインカの石組み、上がアドベと呼ばれる日干し煉瓦で、白くペンキで塗られています。
この景観は世界遺産の街ということもあり、法律で規制されて守られています。






複雑な石組みに感動
ペルー旅行をされた人や興味のある人なら、インカの石組みの精密さについて聞いたことがあるでしょう。
複雑な形に切り出した石を、かみそりの刃一枚通さない精巧な組み合わせで、目地を入れることなく積んであるから、本当に驚きです。

現在の人間の技術をもってしても、再現は難しいでしょうね。。

日本のお城の基礎の部分も石組みですが、これは3角錐型の石を使っているので、表面上はぴったり組まれているように見えますが、内部は土で隙間を埋めているので、インカの石組みとは大分違います。


これが12角の石だ
そして、これがかの有名な「12角の石」。
何を考えて、こんな複雑な形の石を基礎に組み込んだのでしょうか?

暦を表しているとか、様々な説が唱えられますが、文字を残していないインカの文化のことを知るには、後代になってはもう憶測するしかありません。

いずれにしても、クスコのセントロに来ると、このような立派な石組みを見ることが出来ますよ。



ただし、足元が滑りやすいので、歩く時は十分気をつけて。
あと、キャリーバッグは石畳がガタガタなので、少し使いにくく感じるかも知れません。




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クスコ市を紹介(1)

クスコ市を一望
まずは左の写真を見てください!

岡の上から撮影したクスコ市の展望です。
何とも茶色一色ですね。

クスコはアンデス山脈中の山間の都市で、山の土で街を作っているため、壁も屋根もみんな同じ色なんです。
もっとも、歴史ある町並みを残すために、建築の規制(土レンガを白く塗った壁、屋根は瓦)があるので、他の色を使えないようなんですけどね。

でも、統一された町並みがきれいですよね。


そして、空が近い!
雲の陰がすぐ下に見えるので、手を伸ばせば届きそうですね。
クスコの標高は約3400mなので、富士山と同じくらいの高さです。
なので、天空都市のような空と雲のコントラストを楽しむことが出来るのです。

空が近い町
こんな標高に人が住んでいるなんて、日本では考えられません。
実際、標高が高いと住環境としては過酷です。
クスコに到着してすぐの頃は、ちょっと歩くだけでもすぐに息切れしていました。
酸素が本当に薄いんですね。
ですから、クスコに生まれ育った人はみんな分厚い胸板を持っています。
肺が発達して大きくなっているんでしょうね。
子供でも胸の厚みが違うんですよ。。

そして、標高が高いと朝晩の冷え込みが激しい。
そのくせ、日中には太陽が近いからか、暴力的な日差しでぐっと体感気温が上がります。
その日差しの強力さは、もう本当にすごくて、サングラスをしないで日中歩き回ろうものなら、家に帰った時には頭痛がしているほどです。

インカ帝国の人々はこの過酷なクスコに、昔から住み続けて適応してきたのですね。




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