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2011年9月13日火曜日

クスコ飲食店紹介(1):プカラ

入り口はインカ風の佇まい

クスコにはペルー料理をはじめ、さまざまな料理の名店が揃っています。
これから少しずつレストランを紹介していきたいと思います。

記念すべき第一弾は、クスコなのにあえて日本人が経営しているレストランである“PUCARA”(プカラ)をご紹介します。

プカラはアルマス広場に隣接した好立地と、日本人オーナーならではの清潔感、そして何より確かな料理の腕前で、観光客や地元の人にも人気の店です。



定番の旅行ガイドブック「地球の歩き方」にも、プカラはクスコの名店として毎年必ず紹介されています。
店内は落ち着いた雰囲気です





オーナーのスズキさんはとっても気さくな方で、ペルー料理研究家としてもう20年以上もクスコの町に住んでおられるそうです。


メニューはスペイン語表記の一覧のタイプの他に、日本人向けに写真と料理の簡単な日本語での説明が載せられたボードタイプのものがあります。
鶏カツ丼 卵とじが最高です!
ですから、スペイン語ができなくても安心してオーダーできますね。


お勧めはアヒ・デ・ガジーナなどの定番ペルー料理です。
どれを食べても間違いはないでしょう。




ですが、私にとってプカラはクスコにいながら和食を食べることのできる憩いの場なのです。


海老入り掻き揚げといわしのてんぷら
プカラはペルーの伝統料理を出すレストランなのですが、毎週土曜日のランチタイムだけ和食ランチを提供しています。

そして、それがまたおいしいのです!

ご飯もペルーのお米を使っているにも関わらず、もちもちつやつやしています。
クスコでこれほどおいしくご飯を炊けるのは、ちゃんと圧力鍋を使用しているのでしょう。

漬物や味噌汁なども、どれもほっとする日本の味です。


掻き揚げ丼 味噌汁にはなんとごぼうが
毎週献立が変わるので、今週は何が出るかといつも楽しみです。
オーナーシェフのスズキさんは、ランチで提供する和食を広義で捉えておられるので、エビフライやコロッケ、時にはラーメンも提供してくださいます。



それで、土曜のランチタイムのプカラはクスコ在住の日本人の集まる場所ともなっています。

チョコレートは程よい甘さ



ランチにはドリンクもセットになっていますが、お勧めは程よい苦味のコーヒーと、マンサニージャ(カモミール)ティーです。

マンサニージャは生の花がたっぷり入っており、本当に上品な香りで安らげます。

店内では一粒1.5ソルと2.5ソルのチョコレート、各種ケーキも販売しているので、併せていただくと良いでしょう。




ペルー旅行中はペルー食ばかり食べていると、日本人には油が多く、胃にもたれることもあるでしょう。
和食が恋しくなったなら、土曜日にクスコにいるなら、是非プカラで故郷の味のランチを楽しみましょう!


Pucara プカラ
Calle Plateros 309, Cusco
Tel. 22-2027

和食ランチ:土曜日12時~15時頃(売り切れ終了) 12ソル(360円程)


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