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2013年10月31日木曜日

雨季のクスコ発着便


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サリータです。

クスコは、雨季に入りましたが、今年は早くも雨季本番(1~2月頃)のような天候が見られます。
ここ数日、毎日雨が降っており、時には雷雨や雹が降ったりもします。


この時期、やはり心配なのがクスコ発着の飛行機ですよね・・・。

先日来られたマチュピチュ予約サービスのお客様も、気の毒なことにその日は悪天候のため、クスコに到着できず、翌日の便への振替となってしまいました・・・。
(ちなみにスターペル航空とタカ航空でした)
結局、アグアスカリエンテス行きの電車のチケットも、急遽変更しなければならず、代理店が何とか手配することができました。(やはり、こういう時代理店に頼んでいると安心です!!)

クスコの街はアンデス山脈の山間にあり、しかもクスコ空港は街中にあるため、
世界中の空港の中でも発着が難しいと言われているようです。
特に、クスコ発着便は有視界飛行方式(VFR)だそうで、霧が発生すると見通しが悪く、飛行機は欠航となってしまいます。
ただ、LAN航空に関しては、PBN (Performance-Based Navigation)が搭載されているので、計器飛行(IFR)ができるようです。


ニュース元

勿論、LAN航空であれば、遅延しないということではありませんが、他の航空会社と比べ、その可能性が低めです。(但し、料金は割高ですが・・・)

雨季にクスコ・マチュピチュへの旅行をご検討の方はくれぐれも、余裕のある旅程を組まれてくださいね~。




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2013年9月29日日曜日

ニュース:全国レベルのストライキ



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サリータです。

先日9月27日に、ペルー全国で交通のストライキがありました。
ペルーでは、よくあることなのですが、それがいつも急なことで、前日にわかるのが
ほとんどです。今回は、普段よりももっと強いストライキになると聞いていたので、
心配していましたが・・・
この度は、何と、バスや、車だけではなく、ペルーレイルまで運行を取りやめて
しまいました・・・。全く、観光業泣かせのストライキです!!

ニュースはこちら↓



http://cusconoticias.pe/27-09-2013/suspendieron-servicios-trenes-por-paro

このニュースにもある通り、その日は2500人ほどの観光客がマチュピチュに行くことが
できなかったそうです。翌日に振替だったそうですが、きつきつの旅程で来ている
観光客は、翌日に変更できなくて諦めるしかなかったのでしょうか・・・
本当に可哀想です。
翌日に変更できた方も、マチュピチュ入場券を買いなおしたり(しかも、ワイナピチュは
売り切れだったり)きっと、色々大変だったと思います。

弊社、マチュピチュ予約サービスのお客様の中には、その日のマラス塩田ツアーが
キャンセルになり、残念ながら行かれなくなった方もいらっしゃいました。
また、その日にマチュピチュから戻ってこられる予定の方もいらっしゃいました。
私共も、かなり気を揉んでいましたが、夕方からやっと電車が運行し始めました。
夕方の電車のはずが、夜遅めの電車に振替になりましたが、何とかその日のうちに
クスコに戻ることができました。

ペルーでは、このようなストライキがいつ起こるかわかりません。
特に、マチュピチュ観光をお考えの方は、何らかのハプニングにも対応できるような
余裕のある旅程を組まれることをお勧めいたします。




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2013年9月25日水曜日

雑記:我が家でホームパーティー♪


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 サリータです。

先日、クスコに住む日本人女子を呼んで、我が家でホームパーティをしました☆
そのうちの一人が、この度クスコの男性と結婚することになったので、そのお祝いと、
彼女と長年一緒に暮らしていた女の子が、日本に引き揚げることになったので、
お別れを兼ねて、久しぶりに皆で集まりました。
ということで、サリータ、はりきって手料理を作りました~
  
本日のメニュー☆

パーティーメニューを考えていて、まず、やりたかったのが、スイカをくり抜いて、フルーツポンチ。
パーティっぽくて、何だか夢がありますよね~ (私の中では、これが一番の目玉!)


生ハムの押し寿司
それと、いつも作る巻き寿司、散らし寿司よりも、パーティーぽいものを・・と
思い、押し寿司を作ってみました。でも、クスコではスモークサーモンがないので、
生ハムで代用。あと、アボカドも挟みました。

まるで一口ケーキみたい?!

切り分けて、マヨネーズ、さやえんどうを飾って、できあがり~
すっごく簡単なのに、見栄えするので、まさにパーティーにピッタリですね!




そして、デザート!
友人の一人が、チーズケーキを作ってきてくれました。
フルーツが沢山のってて、綺麗~
下には、サクサクのオレオが敷いてあって、おいしかったです☆


色鮮やかなフルーツてんこ盛りケーキ!


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2013年9月24日火曜日

アイランポ(Ayrampo)を飲んでみた




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サリータです。

今日は、地元の特産物をご紹介します。
アイランポという、(元々はケチュア語でアイランプAyrampu)アンデスの植物です。
以前紹介した、サボテンの実:トゥナと同じ科のサボテンのようです。
その種が、こちら。
サイズは梅ミンツぐらい




 この アイランポですが、ここクスコでは、とても一般的で、街角のコンビニ(?)でも売っています。
用途は、食品や織物などの着色、また民間療法として、 解熱・止血などにも使われています。
例えば、口内炎ができると、ペルー人は必ず「それは、Calor Interior(体内の熱)があるからだ」と言います。その熱冷ましに、このアイランポを飲むというわけです。
今回、私は咳のし過ぎで、あばら骨あたりが痛くなり、お医者に見てもらったら、神経が炎症しているとのこと。それを友人に話したら、「アイランポを飲みなさい」と。出ました!(笑)
ということで、たまには言うことを聞いて飲むことにしました。
 


 飲み方は簡単。私は白湯に数粒入れて、少しおいて置きました。
(煮出す必要なないとのこと)
 梅ミンツから、ピンクの色素が出る出る~
 

ほんのりピンク色に
 
かき混ぜてみると・・・・こんなに綺麗なピンク色に!↓


まるで、カキ氷のイチゴシロップ!
外側の紫色の部分がすっかり溶け出し、種の中身だけが残りました。
味は、ほとんど無味でした。
一度飲んだぐらいでは効果はないと思いますが、一応、友人の言うことを聞いたということで(笑)



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2013年8月24日土曜日

雑記:パエリヤ・パーティー☆


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Saritaです。

クスコに住むスペイン人の女友達が2人いるのですが、先日彼女たちが
パエリア・パーティーに呼んでくれました!
こんな田舎町クスコにいながら、スペイン本場の味を味わえるなんて幸せ♪

食べるのがもったいないデコレーション!

海の幸の無いクスコでは、新鮮な魚介類を手に入れることが難しいのですが、
時々市場に届く魚介類を何とか手に入れて、作ってくれたようです。
ちゃんとエビやムール貝も入ってました。
ほとんど魚介類を食べていなかったので、感動でした☆
鶏肉も入っていて、なかなか贅沢。お味もグー。

スペインから持参したというパエリヤ鍋


おまけに、ニャンコをご紹介。
彼女たちが飼ってるペット、名前はインディです。


に、逃げろ!


勇ましそうな名前なのに、実はとっても臆病で遊びに行くといつも逃げられてしまいます・・・
この日も私たちを見て、慌てて冷蔵庫の下に潜ろうとしていました(笑)
いい加減、慣れてくれればいいのに~





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2013年8月20日火曜日

ペルーのフルーツ(9)カカオ


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Saritaです。

先日、思いがけず、カカオの実が手に入りました!
(教え子がジャングル旅行のお土産にくれました)
ということで、カカオを初めて試食~☆


見た目、ちょっとパパイヤっぽい?

 中を割ってみると・・・


こんな感じです

中は、前回紹介した、パカイにちょっと似ていますね。
種(いわゆるカカオ豆)が白い膜のようなものに包まれていて、その白い部分をしゃぶって食べます。
食感は、フワフワしたパカイよりも、ウエットな感じです。
味は、甘酸っぱくて、カルピスのような味(?)で、なかなかおいしいです。

そして、気になるカカオ豆の方ですが・・・
 

これがカカオ豆

半分に割ってみると、中は紫色。
少しはココアっぽい味がするのかと思いましたが、残念ながら渋くて食べられませんでした(笑)
カカオ豆は発酵させないと、あの香りが出ないらしく、様々なプロセスを経て、
ココアやチョコレートになるんですね。
それにしても、このカカオ豆から、美味しいチョコレートができると思うと、不思議です。
チョコレートを発明した人に感謝!!




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2013年8月5日月曜日

ペルーのフルーツ(8)パカイ

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Sarita です。

ペルーのフルーツ第8弾の今回は、パカイ(Pacayもしくは、Pacae)です。
見た目は、「刀豆」に似てる??(学名は、Linga Feuellei というようです)

サリータが持つとこのサイズ!

中を開けてみると・・・白い綿のかたまりがぎっしり並んで入っています。
実は、これ、種なのですが、種の回りの白い綿の部分を食べるんです!



見た目、形の悪い大福??

気になるお味の方ですが、あまり個性はなく、ただ甘いです。
サトウキビをしゃぶった時のような、砂糖の味です。
食感が、綿のようにフワフワしていて面白いですね~




この白い綿の中に、大きな黒い種が!


ちなみに、乾燥させたパカイは、フォルクロールの世界で、楽器としても使われているようです。
実際に楽器の音色を聴いたことはないのですが、マラカスのような感じなんでしょうか・・・





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2013年7月25日木曜日

チンチェロの毛染め工房に行ってきました


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毛染めの染料の解説をするチンチェロの女性

Jorgeです。

前回投稿しましたマラス・モライツアーのついでに、チンチェロ(Chinchero)にも寄ることが出来たので、ちょっとだけご紹介します。


チンチェロの遺跡 アンデネスが美しい
チンチェロといえばこの遺跡が有名です。
規模は大きくないですが、アンデネス(段々畑)がしっかり残っている、美しい遺跡です。

しかし、この日は遺跡の見学はしないで、毛染め工房へ。

お土産市場と併設されている
遺跡の向かいの丘の上に「バルコン・デル・インカ」(Balcón del Inka)という名前の毛染めの布製品の工房があります。

ハンドメイドの布製品がいっぱい!




手編みの布製品が多く、値段も機械製に比べると高価ですが、素敵な柄がいっぱいです。
クスコのお土産やさんでは手に入らないものも多いので、マンタ(布)好きな人にはたまらないはず。



ペルートラベルのホルヘ君と工房のお姉さん



この日はガイドのホルヘ君と一緒に行ったので、工房の一室で製作の過程を実演つきで説明してもらえました。
糸を紡ぐことから始まり、染色、機織と全てが手作業です。

しかも、染料も化学薬品ではなくハーブやカイガラムシ、鉱石など全て天然!
天然の素材を混ぜ合わせて様々な色を作る様子も見せてもらえました。
これは感動ものの知恵ですね。



実演までしてもらったので、御礼にしっかり手作りの布を買って帰りました。
また時間を見つけて訪れたい場所、チンチェロです。




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2013年7月24日水曜日

おまけ:モライ遺跡の日本語看板が面白い?


このメチャクチャな日本語は??
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Jorgeです。

モライ遺跡でのこぼれ話をおひとつ。
ペルーを訪れる日本人観光客は非常に多いため、モライ遺跡には親切なことに日本語での説明も載せられた看板が設置してあります。


ですが、その日本語がもうメチャクチャです。
ちょっと間違ってるといったレベルではありません。
翻訳サイトでも利用したのでしょうか。


モライに来ることがあったら看板も要チェックです。
大笑いすること間違いなしですよ。






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モライは不思議な農業試験場?


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巨大な同心円によるすり鉢構造 モライ遺跡
モライ遺跡の入り口
Jorgeです。

前回に続き、マラス・モライツアーのレポート記事です。
今回はモライ遺跡をご紹介します。

マラス塩田から車で45分ほど走り、ビール(クスケーニャ)の原料の麦畑を抜けるとモライ遺跡(Moray)が見えてきます。





すぐに目に入ってくるのがこの大きな遺跡だ


入り口のまん前にすぐ見つかるのが、一番大きなサークルです。
モライには大小4つのサークルがあるのですが、これが一番大きく、復元のレベルも高いです。

残念ながら、このサークルの内部は現在立ち入り禁止ですので、回りから眺めるしかありません。





サークル一つ一つはアンデネス(段々畑)となっている
望遠で、サークル一段一段を撮影すると上の写真のようになっています。
石の階段で上り下りできるようになっています。

一説によると、モライ遺跡は農業試験場で、このアンデネス一段ごとに高度が微妙に変わるため気候もわずかに変化するということです。
そのため、様々な気候での作物の栽培の実験が出来たと考えられています。

個人的には、これくらいの段差で気候が変わるはずないのでは?と思ってしまいますが、上下で30メートルの高低差、気温差は最大で15度程にもなるということです。


インカのケチュア民族の言語ケチュア語は文字がなかったため、モライ遺跡について何の記録も残っておらず、正確なことは誰にも分かりません。
このミステリアスさがインカの魅力ですね。


このサークルは内部まで入ることができる

遺跡の底部でインカの儀式を説明するホルヘ君
隣にある、少し小さめのサークルには立ち入りが許可されているので、底部まで下りることができます。

中心部には、儀式の場所があり、小さな穴に供え物が置いてあります。

インカの人々は大地の神パチャママへの信仰があり、作物への感謝を欠かさなかったようです。
右の写真はマチュピチュ予約サービスが窓口となっているペルートラベル社の代表ホルヘ君がインカの儀式を説明しているところです。
(私のスペイン語名と同じ名前ですが、別人です。彼は最高のガイドでもあります。)


モライ遺跡はとにかく、最初に目に飛び込んでくる巨大な幾何学模様のインパクトが強く、印象的な遺跡です。

クスコからも近く、マラス・モライツアーは半日で回ることができるため、クスコ旅行で時間が半日余るなら絶対参加しない手はないほどお勧めです。

以上、マラス・モライツアーのレポートでした。
いくらかでも魅力が伝わったでしょうか?





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