Jorgeです。
ワカプクヤナの入り口 ここで入場料を払う |
リマに用事で旅行した最終日、時間が空いたので遺跡を見てきました。
宿をとったミラフローレス地区の高級住宅街の真ん中にある遺跡「ワカプクヤナ」(Huaca Pucllana)です。
メトロポリターノのアンガモス駅(Angamos)から歩いてすぐ、大きな通りのアンガモス・オエステ通り(Angamos Oeste)からちょっと北に入ったところに、突如と現れる遺跡です。
ここから先はガイドと一緒でないと入れません |
入場料は大人一人12ソルです。
これには遺跡のガイド代が含まれています。
遺跡に専属のガイドが数人いて、観光客が集まり次第、英語かスペイン語のグループごとにガイドをしてくれます。
特徴はなんといっても独特のアドベ |
この遺跡の特徴は、クスコで見るアドベ(日干し煉瓦)とはまた違ったアドベを使って建築されている点です。
大きさが小ぶりなのでガイドさんはアドビート(Adobito) と呼んでいました。
色が白っぽいのは海岸砂漠地帯の土の特徴なのでしょう。
このアドビートを縦に並べて、目地の層で固めて、またその上にアドビートを並べていくという建築手法を用いています。
広場から見たワカプクヤナ |
そのようにして中央ほど高く積み上げたこの遺跡は、アドベのピラミッドともいうべき佇まいです。
ガイドさんが言うには、自然崇拝、取り分け海の神を崇拝する神殿だったようですね。
ガイドさんはリマ文化の遺跡と呼んでいました。
そんな文化があったのですね。
上から見たワカプクヤナの下部 |
ガイドさんと一緒に遺跡を登ることができます。
上から見下ろすと、かなり広い遺跡であることがわかります。
ワカプクヤナの頂上部分 |
頂上の部分は、アドビートがきれいに左官工事されていて、黄色に着色されているのが特徴的です。
発掘されたミイラの復元模型 |
この遺跡では、数対の埋葬されたミイラが発掘されています。
この写真はレプリカで、本物のミイラは別の場所に保管されているそうです。
入り口にある小さな展示室 |
遺跡を下りると、ペルーの植物や、リャマ、クイなどの動物を観察できるコーナーがあります。
(写真は割愛します)
そして、最後に遺跡の入り口に戻り、小さな展示室で解説を聞いてガイド終了となります。
土器に海の生き物のモチーフが見られる点など、興味深い展示となっています。
いまだ遺跡は復元中 |
若干、地味な遺跡ではありますが、リマの街中にありアクセスも良いので、時間があれば訪れることをお勧めします。
現在も復元作業が進められているので、重要度の高い遺跡ということができそうですね。
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