クスコ市を一望 |
岡の上から撮影したクスコ市の展望です。
何とも茶色一色ですね。
クスコはアンデス山脈中の山間の都市で、山の土で街を作っているため、壁も屋根もみんな同じ色なんです。
もっとも、歴史ある町並みを残すために、建築の規制(土レンガを白く塗った壁、屋根は瓦)があるので、他の色を使えないようなんですけどね。
でも、統一された町並みがきれいですよね。
そして、空が近い!
雲の陰がすぐ下に見えるので、手を伸ばせば届きそうですね。
クスコの標高は約3400mなので、富士山と同じくらいの高さです。
なので、天空都市のような空と雲のコントラストを楽しむことが出来るのです。
空が近い町 |
実際、標高が高いと住環境としては過酷です。
クスコに到着してすぐの頃は、ちょっと歩くだけでもすぐに息切れしていました。
酸素が本当に薄いんですね。
ですから、クスコに生まれ育った人はみんな分厚い胸板を持っています。
肺が発達して大きくなっているんでしょうね。
子供でも胸の厚みが違うんですよ。。
そして、標高が高いと朝晩の冷え込みが激しい。
そのくせ、日中には太陽が近いからか、暴力的な日差しでぐっと体感気温が上がります。
その日差しの強力さは、もう本当にすごくて、サングラスをしないで日中歩き回ろうものなら、家に帰った時には頭痛がしているほどです。
インカ帝国の人々はこの過酷なクスコに、昔から住み続けて適応してきたのですね。
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