2011年11月30日水曜日

クスコ飲食店紹介(5):Las Machitas ラス・マチータス

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お店の外観 入り口でボーイが出迎えてくれる

ペルーを代表する料理といえば、色々あるんですが、人気の高いもののひとつにセビッチェ(Ceviche)があります。

セビッチェは生魚をレモンでマリネ風にした料理で、生たまねぎと和えられ、コーンや海草などが添えられたものです。

リマなど海岸地方で多く食べられる料理ですが、山の中のクスコにもセビッチェ屋さん(セビッチェリア)は存在します。

必ず最初に出てくるお通し?のスープ
もっとも、安いセビッチェリアに入ると新鮮ではない魚によってお腹を壊してしまう可能性もあるため、お店は良く選ぶ必要があるでしょう。

そこでお勧めなのがラス・マチータス(Las Machitas)というお店です。


ここはクスコの中では一流のレストランで、衛生面でもサービス面でも安心して食事をとることができます。


今回は代表的なペルーの海の幸の料理を3種注文してみました。


と、注文をする前にお通しのようにして、魚介だしのスープとスパイス類が運ばれてきます。
このあたりのサービスもクスコの他店では見られないものです。

ミックス・セビッチェ


まず、注文したのは
ミックス・セビッチェ(Ceviche Mixto)

22ソル(約660円)

山盛りの白身魚と貝、タコのセビッチェです。
添えられたユカ芋(Yuca)がほくほくと甘く、ピリ辛のセビッチェと良い相性です。





海鮮スープ かにが丸ごと一杯!
次に運ばれてきたのが
パリウェラ(Parihuela:海鮮スープ)

25ソル(約750円)

これは見てのとおり、海鮮ごった煮のスープです。
管理人が個人的に一番好きな料理の一つでもあります。
カニが一匹、えびやムール貝、イカ、白身魚など何でも入って、大きな器で提供される豪快な一品です。



海鮮ご飯 海老が素敵です

最後に食べたのが
アロス・コン・マリスコス
(Arroz con Mariscos:海鮮炊き込みご飯)
20ソル(約600円)

これはえびなどの魚介がたくさん炊き込まれたご飯です。
ボリュームたっぷり!



男女2人でこの3品を食べたのですが、もうお腹一杯です。

広い店内の様子
何とか頑張って残さず平らげましたが、食べすぎですね。
ペルーのレストランは盛りがいいので、日本の感覚で注文すると多すぎる場合があるので注意です。

もし、カップルでここに食事に来るなら、セビッチェとアロス・コン・マリスコスを一皿ずつの注文で十分でしょう。


最後の写真は店内の様子です。
とても広く、奥はブルーの天井となっています。
今回の写真が青みがかっているのはこの天井のせいですね。


さて、食べてみてのレストランの評価ですが、値段相応に高い質だと思います。
今回お腹一杯食べて67ソル(約2000円)は、クスコの物価としては相当高いですが、日本人にとってはちょっといいランチをしたという感覚でしょう。

クスコでは手に入りにくい海産物をふんだんに使っている上に、ウェイターの教育も(他に比べれば)良くされています。
何より、日本人が愛する生魚を安心して食べられるのは、本当にありがたいものです。

残念なのは立地で、セントロや観光ホテルからは歩いて行ける場所ではありません。
しかし、ラス・マチータスは有名店の上、客を連れてきたタクシーの運転手にちょっとしたプレゼントをするシステムをとっているので、タクシーでのアクセスがとてもしやすいです。


クスコでセビッチェを食べるならここで。
お忘れなく。。


Las Machitas ラス・マチータス

Av. Perú F-9 Wanchac, Cusco
(上記の住所をGoogleマップで検索すると別のAv. Perúが表示されるので要注意です)


大きな地図で見る



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2011年11月29日火曜日

ペルーのフルーツ(2) 食べられるホオズキ アグアイマント

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まさに見た目はホオズキそのもの


ホオズキって美味しそうですけど、食べられないものですよね。
管理人は子供の頃、好奇心からホオズキをかじってみたことがあるのですが、苦くて半泣きしたのを覚えています。

ですが、ペルーには食用のホオズキがあるんです。

このアグアイマント(Aguaymanto)は、ペルー原産のフルーツで、インカ時代から食されており、「インカベリー」とも呼ばれているんです。

アグアイマントのジャムもよく食べられている
まさにインカらしいフルーツですね。

黄色に熟した実を生でもジャムにしてでも食べることができます。

生で食べると、すっぱさが先に来るものの、十分甘く、ほんの少しだけトマトのような野菜くささがあります。

ビタミンCなど栄養もあるようなので、時々買っては食べようと思います。






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2011年11月28日月曜日

クスコでラーメンを作る(3)ラーメン完成!

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鰹節は適量をミルで砕いておく


さて、前回は鶏白湯スープをとりましたが、今回でやっと完成です。
ペルーまで来て何をやっているんだという感じですが、やはりふるさとの食は懐かしくなるものなので、工夫して自作できるようにしておくと、海外での生活もしやすくなるというものです。

とはいえ、今回は友人たちから送ってもらった鰹節と味噌を使用しているので、純粋にクスコで購入したものだけを使用しているのではありません。。
でも、食品を送ってもらう場合は関税が掛からない場合が多いので、時々親しい人から日本食材を送ってもらうのはよい方法です。
(でも郵便事情が悪く、1ヶ月以上も待つこともあります。。。)



挽肉とニンニク、しょうがを炒める

さて、まず味噌味のスープですが、味噌が一番味付けが楽だという理由での選択です。

もっとも味噌が手元になければ作れません。
ペルーでは味噌を購入するのは困難なので、日本から送ってもらうか、自作することになるでしょう。

味噌がなくても、鰹節さえあれば魚介ラーメンのスープをつくることができます。
(もっとも鰹節もクスコでは入手困難ですが)


中華味噌・オイスターソースとねぎを混ぜる
まず、下準備として、鰹節を一掴みほどミルで粉にしておきましょう。(一番上の画像)


さらにねぎを細かく切っておきます。
ねぎは万能ねぎのように緑部分が多いものがセボイヤ・チーナ(Cebolla China)として市場などで普通に売られています。


さて、今回は手抜きで具もスープも一緒の鍋で作ってしまいます。

鶏白湯スープと鰹節粉を投入
鍋に刻みニンニク・刻み生姜と油(できたらごま油 普通にスーパーで購入できる)を入れて炒め、色が変わってきたら挽肉を入れます。

挽肉はスーパーで購入することができますが、牛肉のみで、豚肉や合挽きは販売されているのを見たことがありません。

挽肉に火が通ったら、中華味噌やオイスターソースなどで味を付けておきます。
これらもスーパーでいろいろな種類を購入することができます。

その後、刻みねぎを加え、ざっくりと火を通しておきます。
食べる直前に味噌で味を調整
ねぎは生に近い状態で食べたいところですが、ペルーでの生野菜はちょっと危険なので、火を通すためこの段階で入れることにしました。

その後、白湯スープを入れ、鰹節を入れて沸騰させます。


味噌は沸騰させると香りが飛んでしまうので、食べる直前に沸騰寸前まで温めてから入れます。

味噌と塩で(場合によっては少しの砂糖も)味を調えて、スープは完成です。

ドン・ビットリオの麺がおいしい

麺をゆでる

さて、肝心の麺ですが、今回はパスタを重曹でゆでるとラーメンになるという、一時期ブログではやったテクニックを使用します。

使用するパスタはドン・ビットリオ(Don Vittorio)がお勧めです。
500グラムで2ソル(約60円)と安い麺ですが、表面がつるつるしており、高級な麺に負けないコシもあります。

麺の種類はリングイニというちょっと平たい麺を選ぶと味噌スープと合うと思います。
お湯に重曹を加える





麺は圧力鍋で茹でます。
クスコでは気圧が低いため、沸点も低いため、普通の鍋でパスタを茹でると、 芯が残るのに回りはべちゃべちゃという最悪の仕上がりになってしまいます。(⇒「クスコに住む」の記事参照

しかし、パスタを圧力鍋で茹でると、プリンプリンの素晴らしい茹で上がりで、つい美味しくて毎日パスタを作ってしまうほどです。

今回は2人前なので、2リットルほどの水を使用してみます。
蓋をして、茹で時間いっぱいに茹でる
湯を沸かして、塩を大さじ2、重曹も大さじ2加えて、十分に溶かします。

そこにパスタを入れて、いくらかかき回し、完全に湯に浸ったら圧力鍋の蓋をします。
(圧力鍋の説明書には重曹を入れた料理をしないよう注意書きがされています。これは泡が立って、圧力を逃がす弁に詰まったりする恐れがあるためと思います。そのため、調理は自己責任で、かつ大き目の圧力鍋を使うのがよいと思われます。)

蓋をしたら、調理時間の目いっぱい茹でます。
黄色くラーメン独特の香りが
圧力鍋は蓋を開ける前に冷まして、圧力を抜く必要があるため、通常よりも1分早めに火から下ろす必要があるのですが、今回はラーメンなので、パスタよりやわらかめの仕上がりが理想のため、少々長い茹で時間となります。

リングイニは茹で時間が12分だったため、12分後に火から下ろし、水で鍋を冷まして圧力を抜きます。

右の写真は蓋を開けたところ。
パスタとは異なる、黄色の茹で上がりです。
これは重曹によるアルカリ性と麺が反応したためと思われます。
匂いもまさにラーメン!

熱湯で重曹を洗い流すのを忘れずに






お湯を切った後、少し熱湯で重曹成分を洗い流します。
そのままだと舌にぴりっとした苦味が残るからです。







スープ、トッピングを乗せて完成!


最後にスープをかけ、トッピング(今回は味玉とゴマと海苔)を乗せて完成です。

入れ物がステンレスボウルしかなく、ちょっと寂しいですが、味はちゃんとラーメンでした。


手間も暇もかかっていますが、やっぱりラーメンの誘惑にはかないません。

月に一回のペースで作っています。

海外生活をされている方は、ぜひパスタでラーメンを自作してみてください。





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2011年11月25日金曜日

ペルーのフルーツ(1) カプリ

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ペルー、クスコに住んで一番辛いのは、やはり料理です。

おいしいペルー料理もたくさんあるのですが、質の高いレストランは値段も高く、観光客向けに営業しているような場所ばかりです。

でも、うれしいことに、ペルーだからこそ無条件においしい物があります。
それが果物です。


クスコ自体は南国系の果物の栽培に適した気候ではないようですが、熱帯地域から毎日さまざまなフルーツが運ばれてきます。

そして、どれも安くおいしいんです!


というわけで、シリーズとしてペルーで購入できる果物を紹介していきたいと思います。

これがカプリ かぷりっと食べてください

最初に紹介するのはこれから収穫時期を迎えるカプリ(Capuli)です。


カプリは別名ブラック・チェリーとしても知られています。
(アメリカン・チェリーとは異なる)

味は少しさくらんぼに似ていますが、渋みがもっと強いですね。
色の黒いものほど甘いです。

あちこちでカプリの木を見かける
一般にその渋みゆえに生食には向かず、ジャムやチェリーパイにするとよいと言われていますが、クスコでは生でそのまま食べる人も多いようです。


カプリはクスコ県のような標高の高い場所でも栽培されます。

最近、あちこちでまだ未熟のカプリの実を見かけます。

これからの収穫の時期が楽しみです!







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2011年11月24日木曜日

クスコでラーメンを作る(2)スープをとる

冷凍しておいた鶏がら
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 クスコに住んでいると、当然日本食を食べる機会があまりありません。

ましてラーメン屋は当然ないので、 食べたくなったら自分で作るしかありません。


ということで、始まった管理人のラーメン作りですが、まずはスープをとるところから。


ペルーでは日本のように鶏肉は捌いた状態で売られているとは限りません。
下処理をしたもみじ

手羽先などの部位ごとに分けて売られてはいるものの、骨は取り除かれていないのです。

なので、鶏肉を買うと必ず骨や鶏がらが残ります。

それをラーメン用に冷凍保存しておきました。

今回はその鶏がらにもみじを買い足して白湯スープの材料にします。


香味野菜を入れて圧力鍋へ
鶏がらともみじは灰汁や血を除くため下ゆでをします。

もみじは外皮とつめを取り除くのも忘れないようにします。
つめを除くときは第一関節に包丁を入れるとすんなり取れます。



鶏がらにたまねぎ、にんにく、生姜、にんじんの香味野菜を加え、圧力鍋でかなり煮込みます。


ミキサーで砕く

圧力鍋のふたを開けると、鳥の骨はもろくなっていて、少しの力で砕けるようになっているはずです。

そこで、骨や野菜を取り出してミキサーで粉砕します。

粉々にすることで、だしを全て出し切ることができます。












ペースト状のものを水を足してさらに煮込む

 今度は大なべに移し、ミキサーをかけてペーストになったものと、圧力鍋のスープ、さらに水を足して、ぐつぐつ煮立てます。


このとき、グラグラと沸騰させず、沸騰具合を弱めに調整することで、鶏肉の脂分が乳化してスープが白くなります。






スープを濾しとる




二時間ほど煮込んだら、スープを濾します。
骨のざらざらを取り除くため、上澄みをすくい、網で固形物を取り除きます。












鶏白湯スープの完成

これで鶏白湯スープの完成です。

乳化していない油が浮いていますが、スープ自体は真っ白ですね。

これはさめるとゼリーみたいにプルプルと固まります。

コラーゲンたっぷりということでしょうか。。




次回は、このスープをつかってラーメンを作ります。



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2011年11月22日火曜日

吉村氏「実は日本の米がおいしいのではない」発言について思うこと

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島根大学教授の吉村氏のTwitter上の発言でいささか気になるものがあったので、感じるところをちょっと書きたいと思います。

その発言とは
「タイ人もタイ米が好きで、日本米はべちゃべちゃでまずいそうだ。実は日本の米がおいしいのではなく、日本人が日本の米の味に慣れてるだけなんだよね。それに気づいてない愚かな日本人。」
というものでしたが、これには文脈があって、 TPPで日本のお米市場が開放された場合にどうなるかを論じる一環だったようです。

日本のお米が、海外ではベチャベチャでまずいと認識されているという点、日本のお米が特別おいしいのではなくその味に慣れているだけで、海外産の安い米が輸入されるようになったら日本の稲作は壊滅するだろうというものでした。


私が、実際にペルーに住んで思うことですが、海外のお米と日本のお米を同じテーブルに乗せて語るのはいくらか乱暴な気がします。

ペルーにおいても、アメリカや他のアジアの国でも、お米の食べ方はパラパラに炊き上げるというもので、日本のつやつやご飯とは別の料理だと言えるでしょう。
これはお米の種類が異なっているためだけではなく、根本的に料理の方法が違うのです。
パラパラにするために、最初に米を軽く油で炒めたりすることもあります。

ペルー人に、日本風に炊いたご飯を食べさせると、みんなご飯失敗したんだねと感じるそうですが、言ってみればご飯とお粥くらいに別の料理なわけです。



実は、ペルーのお米でもアロス・チョーロー(Arroz cholo:田舎米?)と呼ばれる種類は、圧力鍋で炊くとモチモチになります。
炊き立てであれば、日本の牛丼屋のご飯よりはおいしく食べることができます。(新米ですからね!)


しかし、しばらく海外生活をしていると、やはり日本の米が恋しくなります。
海外で主流のボロボロ崩れやすいお米は日本人には満足度が低いようです。



もっとも、吉村氏が述べる様に、日本の稲作は政策で保護されているために発展してこなかったという歴史もあるようで、TPPにより滅ぶかどうかも非常に注目です。
値段だけ見ると、ペルーのお米は1kg 1ソル(およそ30円)程度なので、10kg3000円はする日本のお米の10分の1の値段ですから、お米が高いと文句を言いたい気持ちも分かります。


ですが、海外生活者としては、日本に帰った時くらい、おいしい日本のお米が食べたいと感じるのが人情ではないでしょうか?
それを、日本の米は美味しいわけではないとばっさり切り捨てられると、なんとも複雑な気持ちにさせられるものです。

美味しいお米が安くなってくれれば、一番いいんですけどね。







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2011年11月21日月曜日

クスコでラーメンを作る(1)

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無類のラーメン好きの管理人にとって、クスコに住む上で一番辛いのがラーメンを食べられないこと。
日本を離れる際にも、一番好きだった東京江東区のラーメン店「こうかいぼう」の店主に泣く泣く別れを告げてきたのでした。

このクスコではラーメン店があるはずもないので、食べたければ自分で作るしかありません。

しかし、ラーメンを作るために必要な材料も揃いません。
なので、試行錯誤をする必要があります。


まず、ペルーでは豚肉が牛肉と同じかそれ以上に高価で、安価に手に入る肉は鶏肉となります。
豚肉は通常、冷凍を背骨ごとスライスしたものが販売されているため、豚骨の入手が難しいです。(解体している精肉屋さんに行けば買えると思うので、いつかトライしたらまたブログで公開します)

ということで、容易に手に入る鶏がらでスープを取ることにします。


鶏がらだけでおいしいスープを作る腕がないので、日本から持ってきた鰹節と味噌を使用した味噌ラーメンのスープにします。




そして、肝心の麺ですが、これが難しいです。

手打ちを試みたこともあるのですが、かなり極太麺になってしまうのと、かん水が手に入らないこと、そしてペルーの小麦粉には薄力粉・強力粉などの分類がないことから、パスタの乾麺を代用することにしました。

少し前からブログで話題になっていたパスタを重曹入りのお湯でゆでるとラーメンになるという手法です。


では、次の投稿で作っているところを紹介しますね。




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エコな建築素材 アドベ

日干し中のアドベ

ペルーでは、田舎の家はアドベ(Adobe)と呼ばれる日干しレンガで建築されます。



 アドベは泥とわらを足で踏み混ぜ、それを型枠で抜いて四角く整形し、日干しして固めたものです。


クスコでは、雨季になると雨や曇りの日が多くなるので、乾季のうちにアドベ作りが盛んに行われます。

アドベの塀を補修中
クスコの外れの方に行くと、日干し中のアドベがずらっと並んでいるのを見ることが良くあります。




アドベの建築は、アドベをブロックのように積み重ねて作り上げます。


アドベ同士の接着のために、やはり泥を目地として使用します。







完成!


 積み上げたアドベを更に日に干して完成させると、完成です。


写真は古くなったアドベの塀が補修されたところです。












アドベで建設中の家

アドベで建設している途中の家です。

写真のように横木を渡して屋根を作ります。










表面に漆喰を塗るとちょっときれいに

 アドベがむき出しの家もありますが、表面にモルタルを漆喰として塗りつけると、雨の浸食に強くなります。

写真のように見栄えだけを考えて、通り沿いの面のみ漆喰を塗っている家も結構あります。。







古くなったアドベ

 アドベはその土地の土をそのまま建材として使用しているので、やがてまた土に返る究極のエコな素材です。

古くなったアドベは隙間に草が生えてくることもあります。

もうこうなると、どこまでが地面か分かりませんね。











ラパスのアドベ

 アドベの色は、その土地の土の色によって変わってきます。

右の写真はラパスのアドベ。

クスコに比べて、黄色が強く出ていますね。
若干砂っぽいラパスの土の色です。










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