2011年9月29日木曜日

アレキパでバス強盗


⇒スペイン語のニュース元を読む


ペルー第2の都市であるアレキパで9月27日早朝にバス強盗が発生しました。

被害に遭ったのはナスカからアレキパへ向かっていたクルス・デル・スール(Cruz del Sur)社のバスに乗った34人の乗客です。

6人の武装した強盗団に襲われた一行は合計で4000ソル以上もの金銭を奪われたそうです。


このクルス・デル・スール社のバスはペルー国内でもっとも高級なバスであり、金額の高さとサービスの良さゆえに専ら観光客に好まれて利用されています。
そのため、乗客が大金を所持しているだろうと考えた強盗団にも目を付けられてしまったのではないでしょうか。

実際、管理人も観光客には同社のバスを一押ししており、自身も度々利用しているのですが、次回からの利用を迷ってしまうようなニュースです。

ペルーは治安が悪く、スリや引ったくりが多発しているため、観光には十分の注意が必要です。
しかし、武装強盗であれば、もう注意したところで防ぎようがありませんね。
とりあえず、万が一の備えとしては、ダミーの財布を用意しておくことが良いかと考えています。

もし強盗に遭遇したなら、小額が入ったダミーの財布をすんなりと渡し、本当の財布は見つかりにくい場所に隠しておくといいかもしれませんね。

もしくは、強盗も狙わないような、安値のバスで移動するのもいいでしょう。

いずれにしても、ペルー旅行の際にはくれぐれもご用心を。。




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2011年9月25日日曜日

航空運賃を取り戻せ!(2)ラン・ペルーの策略


航空運賃を取り戻せ!(1)ペルビアン航空とラン・ペルー


前回の続きです。
ラン・ペルーがどれ程ひどい対応をしたかについてですが、前述のように、ラン・ペルーはペルビアン航空を潰すために策をめぐらせていたと考えられています。

もっとも、これは噂のレベルでしたし、チリの会社とペルーの会社がもめていれば、世論はペルーの会社をひいきするとも考えられます。

しかし、一連のペルビアン航空に関係する問題に対するラン・ペルーのとった対応は、黒幕がラン・ペルーであったと考えるに十分なほど、非道なものでした。


ラン・ペルーは競合する会社がなくなった今、航空運賃を吊り上げ、かつペルビアン航空が運航できなくなったために生じた購入者への不利益を救済するために手を差し伸べなかったのです。スペイン語のニュース元はこちら:リマ・タクナ間でのフライトでラン・ペルーの行った不当な行いに対し、行政の調査が入っています)


管理人の知人の日本人の場合にも、ラン・ペルーの対応はひどいものでした。
リマ→クスコのフライトはストレスなくペルビアン航空からラン・ペルーへ変更ができたものの、クスコ→リマのフライトではラン・ペルーに変更を拒否されたのです。


当日、早朝よりペルビアン航空のカウンターにならんでラン・ペルーへの変更を依頼したのですが、ラン・ペルーの回答は空席がないとのことでした。
午後4時の最終便がもしかしたら空席があるかもしれないが、それまでに売れてしまったら翌日になるとのことでした。
当日、ペルビアン航空のカウンターで変更を依頼したのは私たちも含む外国人8人だけです。
たった8席の空きもないのでしょうか?

このままでは旅程が一日ずれ込んで観光できない場所が出てきてしまうので、直接ラン・ペルーのカウンターで購入できるか尋ねることにしました。

すると、4時の便まで空席がないはずが、午前10時台の便に4席の空席があり、購入することができたのです。

つまり、ペルビアン航空からの変更のための席はないが、一般に販売する分の席はあるということです。
ですから、ラン・ペルーがペルビアン航空に対してむき出しの敵意を持っていることは明らかです。


しかし、それだけではなく、ラン・ペルーが乗り換えの席を用意しないために路頭に迷った消費者から不当な大金を巻き上げることまでしたのです。

知人たちが購入することになったラン・ペルーのクスコからリマまでの片道チケット代金は$304ですが、ペルビアン航空では往復で$165でした。ですからラン・ペルーは競争相手がいなくなったのをいいことにほぼ4倍までの値段に吊り上げての販売を行い、暴利をむさぼっていたのです。


ですから、ペルーにおいて、もっとも悪質な航空会社はペルビアン航空ではなく、ラン・ペルーであると言えるでしょう。

もっとも、私としてもこの暴挙に納得がいくはずもなく、Indecopi(インデコピ:消費者センターのような機関) を通して、知人たちが余分に支払う結果になった1人$304(全部で$1216)の大金を取り戻すべく航空会社と争うことにします。


とりあえず、読者の皆さんには、ペルー旅行をする際に国内線を利用するのであれば、ペルビアン航空とラン・ペルーは絶対に避けるようお勧めいたします。
料金とサービスの面でもっともお勧めなのはスター・ペルーです。

今後、インデコピを通してのペルビアン航空/ラン・ペルーとのやり取りを順次アップしていきます。
もっとも消費者の立場が弱いペルーという国において勝ち目はほとんどない争いですが、できるところまで食い下がってみたいと思います。



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2011年9月24日土曜日

航空運賃を取り戻せ!(1)ペルビアン航空とラン・ペルー



このブログでも度々取り上げていました、ペルビアン航空への90日間の運転停止の措置と関係する問題ですが、ブログで紹介していたのはペルー旅行を予定するすべての人に関係する話題であったことに加え、実際に知人がこのトラブルに巻き込まれてしまったからです。

4人の日本人の友人がクスコを訪れることになっていて、ちょうどペルビアン航空への命令が下される1週間ほど前に、クスコの旅行代理店が勧めるがままにペルビアン航空のリマ・クスコ間の往復チケットを4人分購入してしまいました。


90日間の運転停止の発表がされたのを旅行代理店より聞き、すぐにクスコのペルビアン航空のオフィスに走りましたが、まだ3週間もあとのチケットだから今は受付できないと門前払いとなりました。
そして、チケットの払い戻しは当日でないと受け付けられない、他の航空会社の便への変更も無料で行うが、ペルビアンのフライト予定時刻の3時間前からでなければ受け付けられないとのことでした。

そもそも、ペルビアン航空のクスコのオフィスのクリステルさん曰く
「ペルビアン航空の飛行機の7台あるうちの1台にちょっとした不良が見つかっただけなのに、全線停止とはありえない措置である。何らかの圧力がかかっての不当な措置であり、旅行者だけでなく自分たちも被害者である。よってペルビアン航空には責任がない」
とのことでした。
謝罪の言葉は一切なく、開き直りとも言える、実にふてぶてしい対応で、消費者として怒りを禁じえませんでした。


後のペルーでの報道を見ると、確かにペルビアンへの措置は疑問点が多く、後に1週間ほどで90日間の運行停止は解除されました。
ですが、解除がされても、運行の再開には再び許可を得る必要があるため、8月18日から9月22日まで一ヶ月以上もリマ・クスコ間はペルビアン航空の飛行機が飛ばないことになりました。


では、これらの問題の背景にはいったい何があったのでしょうか?
これはうわさのレベルで憶測でしかありませんが、行政に対してラン・ペルーから裏金が渡ったとされる説が有力です。
ペルー国内では航空業界はラン・ペルーが60%以上のシェアを持ち、ほぼ寡占状態でした。
ですが、新規に参入したペルビアン航空がラン・ペルーの半額以下での安値で人気を博し、ラン・ペルーのシェアをじわじわと奪っていったのです。

そのため、ラン・ペルーが目障りなペルビアン航空を潰しにかかったと見られています。


それで、ペルビアン航空は、今回の停止措置について自分たちも被害者であると主張したわけです。
しかし、常識的に考えて、ペルビアン航空はチケット購入者に対して最善を尽くしてサポートをするべきで、払い戻しはすぐに応じるべきですし、他社への変更は当日ではなく、事前に席をしっかり確保して置くべきです。
それによって生じた損害については行政機関に対して戦うべきで、購入者に不利益をかぶせるべきではありません。


ですので、ペルビアン航空の対応は消費者を第一に考えた方法ではなかったと言えるでしょう。
むしろ、購入者のほとんどが観光に来た外国人であるため、海外から訴える方法がないために泣き寝入りをしてあきらめるのを当て込んだ対応ということができます。


しかし、悪いのはペルビアン航空だけではありませんでした。
むしろ、ペルーという国の接客はみんなこんな感じで、何か問題が生じても決して謝罪をすることがなく、客のために最善を尽くそうという姿勢がないのは当たり前なので、ペルビアン航空の対応もある意味想定内の範囲です。

しかし、ラン・ペルーはペルビアン航空よりももっと性質の悪い会社であることが明らかになりました。

続きは次のポストで。



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クスコ シティ・ツアー(1)行ってきました!



日本人の来客があったため、クスコ市周辺の遺跡のツアー、通称シティ・ツアーに行ってきました。
先日の投稿で少しご紹介しました、周遊チケットのコース1の遺跡を回るツアーです。
遺跡はクスコ市街地から程近い


コース1では

サクサイワマン(Saqsayhuaman)
ケンコー(Q'enqo)
プカプカラ(Pukapukara)
タンボマチャイ(Tambomachay)
の4つを回ることができます。


それぞれの位置関係は地図をご覧ください。



今回はガイドにクスコ近くの町イスクチャカに住むダニエルさんに頼むことになりました。

ガイドは陽気なダニエルさん
気さくで、物知りなおじさんです。
車に6人を乗せて案内してくれました。
値段は6人の場合には一人30ソルでした。
(今回はプライベートでチャーターしましたが、通常の大人数のバスのツアーは15ソル前後が相場です。)


地図を見てもらうとわかるように、シティツアーで回る遺跡は、クスコ市の市街地からかなり近い場所にあります。
ですから、わざわざツアーに参加したりガイドを頼むことなく、見て回ることができます。


特にサクサイワマンは一番見ごたえのある遺跡ですが、アルマス広場のすぐ北側で歩いてでも行くことができます。

実際、観光客が4つの遺跡すべてを歩いて回っている姿もたびたび目にすることがありますので、体力と時間のある方はチャレンジしてみるといいでしょう。
(もしくは周遊チケットを購入せずに、サクサイワマンだけ入場料を支払って見学するのもお勧めです)
もしくはガイドを付けずに、タクシーを乗り継いで遺跡を回ることも可能です。

しかし、たいていの日本人旅行者にとって、15ソル(約450円)を節約する必要はないと思うので、普通にツアーに申し込むのがいいかもしれません。
ガイドの説明も面白く、インカ帝国についての理解を深めることができますしね。
もしくは乗馬で遺跡を回るツアーも30~50ソル程で参加することができます。
これも貴重な体験となると思います。

では、次回はサクサイワマン遺跡の見学レポートをしたいと思います!



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2011年9月22日木曜日

クスコ飲食店紹介(番外):QUESO HELADO DE CASA GARIS

笑顔が素敵な彼女はとても気さくでした

クスコの中心街(Centro)から南東へ少し下ったところに、トゥパク・アマル広場(Plaza Tupac Amaru)があります。

ここは毎週末、土曜日と日曜日に青空市となり、たくさんの露店が出ます。
家具や植物、ペットなどが売られています。



クスコの強い日差しの中開かれるこの青空市に、さわやかな風を送ってくれるのが、Queso Helado(ケソ・エラード チーズのアイスの意味)の屋台です。



ケソ・エラードの作り方は、アイスの元となるクリームを大きな金属ボウルに入れ、そのボウルを桶に入れます。
クリームを氷で固まらせる


ボウルと桶の間には氷水が入っており、それによりボウルの中のクリームを冷やします。
ボウルをグルグルと回すと、ボウル内部に凍ったクリームが張り付きます。


この凍った部分をこそげとってカップに盛り、シナモン(Canela)をかければ出来上がりです。


味はさっぱりとしたミルク味で、名前でいうほどチーズっぽさはありません。
昼の時間の暑い日ざしの中食べるにはちょうどいい味です。




シナモンをかけて完成
このお店はとても繁盛していて、だいたい数人のお客に囲まれています。

トゥパク・アマル広場には公園の反対側にも同じケソ・エラードの屋台が出ているのですが、こちらほどの人気はないようです。


管理人が思うに、こちらの店の売り子さんがとても感じが良いからではないでしょうか。

ブログのために快く写真を撮らせてくれて、素敵な笑顔を見せてくれました。


皆さん、他の屋台と間違えないで、この娘から買ってあげてくださいね!




QUESO HELADO DE CASA GARIS
ケソ エラード デ カサ ガリス

Plaza Tupac Amaru (Tomasa Titto Condemayta)



大きな地図で見る



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クスコ飲食店紹介(3):DOLCE VITA ドルチェ・ヴィータ

こんな日差しの日はアイスに限る!

今回紹介したい名店はDOLCE VITA(ドルチェ ヴィータ)
クスコのアルマス広場(Plaza de Armas)に程近い場所に店を構えた、イタリアン・ジェラードのお店です。


クスコにはソル通り(Av. Sol)沿いに何軒かアイスクリーム屋があるのですが、そこで売られているアイスはスーパーマーケットなどでもある、大きなパックのお徳用アイスで、それをコーンに乗せてくれるだけのなんともお粗末なものです。
しかも甘党の国なので、アイスがやたら甘い・・・


しかし、ここドルチェ・ヴィータではそんなことはありません。
本格的なイタリアン・ジェラードを提供してくれます。
味はフルーツなどの素材の味を生かした、甘さ控えめのさっぱり味。
各種フルーツ味のジェラードが並ぶ


マンゴー、レモン、バナナ、イチゴなど各種フルーツの味がたくさん揃っています。

しかも、ルクマ(Lucuma)、チリモヤ(Chirimoya)、マラクヤ(Maracuya:パッションフルーツ)などの日本では味わうことのできないペルーならではのフルーツのフレーバーもあります。


管理人の一番のお勧めはチリモヤで、さわやかなヨーグルトのような味です。

値段も良心的 ぜひダブルで


値段は

Una Bola S/. 1.50  シングル 1.5ソル
Dos Bolas S/. 3.00  ダブル 3ソル

そもそものジェラードの味がおいしいので、トッピングをしたりする必要はないでしょう。

店内ではパフェを食べることもできます。
しかし、店頭販売と打って変わってそれなりに高い値段がします。
そして、それほど満足度が高くありません・・・

マラクヤと木苺のジェラード あぁまた食べたい・・・


やはり、店先でジェラードだけ買って立ち食いするのが一番おいしいようです。

フレーバーは日によって違うことがあるので、何度か通えば新しい味と出会うことがあるかもしれませんよ。

このクスコでこんなにおいしいアイスと出会えるとは感激です。
あとはマスターの愛想さえ良ければ・・・
愛想が・・・  売り子の愛想はいいのに。。。





DOLCE VITA  ドルチェ・ヴィータ
Santa Catalina Ancha 366, Cusco
Tel. 24 7677




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2011年9月21日水曜日

ペルー新貨幣 新旧比較


新紙幣に引き続き、新貨幣も紹介していきたいと思います。
ペルーでは、2010年当たりから1ソル、2ソル、5ソルの新デザインが出回り始めました。
また、過去には90年代と2000年代で小さなマイナーチェンジがあったようです。

今回、今使用されている硬貨の新旧比較をしたいと思います。

ソル硬貨 表面

まず、右の写真が現在市場に出回っているソル硬貨の表面の写真です。
配置は

新5   旧5   新1   新1
新2   旧2   新1   旧1
新0.5 旧0.5 新0.2 旧0.2
新0.1 旧0.1

となっています。
0.5は50センティモ(50 CENTIMO)と呼びます。
0.2、0.1も同様です。
1ソル硬貨は6種類
(実際にはこれより小さい5センティモや1センティモ硬貨もあるのですが、市場では使われていません。空港などでドルを両替すると端数としてもらえることがありますが、ほとんど使い道はないでしょう。)

5ソルと2ソルは2種類の金属で作られています。
どちらもナスカの地上絵がモチーフの柄が刻印されており、5ソルはコンドル、2ソルはハチドリの模様となっています。
この2種類は価値が高いため、偽造コインもたくさん出回っています。
それで、2010年より模様をもっと複雑にして偽造しにくいデザインとなりました。

ソル硬貨 裏面
1ソル硬貨はもっとも数が出回る硬貨で、2010年より6種類の遺産が刻印されるようになりました。
私はまだ3種類しか集められていませんので、頂き物の画像を張っておきます。
6種類の遺産はそれぞれ


TUMI DE ORO
SARCÒFAGOS DE KARAJÌA
MONASTERIO DE SANTA CATALINA
ESTELA DE RAIMONDI
CHULLPAS DE SILLUSTANI
MACHU PICCHU


となっています。
10ソル紙幣にも登場していたマチュピチュが1ソル硬貨にも刻まれているので、ペルーがいかにマチュピチュを大事にしているかが表れていますね。
ちなみに、私は手元にある新1ソル硬貨はこのマチュピチュ模様ばかりです。
観光客が持って帰る可能性を見て、多めに鋳造してあるのでしょうか・・・


50センティモ、20センティモ、10センティモは2010年に新デザインとはなりませんでしたので、昔と同じものが作られています。
50センティモ以下には偽造硬貨がないので、デザインを変更する理由がないのかもしれません。
しかし、2000年以前の硬貨にはよく見ると数字の上に点字のようなポッチが付いています。
これは1ソルにもかつて付いていました。
2000年以降は数字のもより綺麗な刻印になったので、それ以前のものよりすっきりして見えます。



ソル硬貨の裏面はみな同じ刻印となっています。
2011年鋳造の硬貨であれば

2011 BANCO CENTRAL DE RESERVA DEL PERÙ

と刻印されていて、中心にはペルー国旗の中央のマークがあります。


以上、ペルーの硬貨を新旧比較してみました。
皆さんもペルーに来られたときには、マチュピチュ模様の1ソルを探してみてください。




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ペルー新紙幣 全部集めました!


今年に入って、10・20ソル紙幣が6月末から、50・100・200ソル紙幣が8月末より新紙幣として流通し始めました。

管理人も新紙幣の収集を開始していましたが、200ソル札は通常使用される機会が少ないため、なかなか全部が揃いませんでした。

しかし、日本人の来客があり、ドルをソルに変えるため両替屋を利用した際に、ついに200ソル札をゲット!

ようやくコンプリートしましたので、ここに画像をアップします。
(※200ソル札には両替屋の押したスタンプがついてしまっています)

旧札の人物画    新札の人物画
旧札の風景画    新札の風景画




















(※もしお金の画像を他で使用したい方はコメント欄でご連絡いただければ提供いたします。無断使用はお控えください。)

新しい法が、肖像画が大きく、絵が作りこまれています。
数字も大きくなりましたが、位置が見やすいとはいえない場所なので、色で判断する癖をつけたいと思います。

すかしの部分も写真で見ると分からないですが、旧札では人物の胸像だけがすかしで見えましたが、新札の方は人物だけでなく関係する小物の絵も見えるようになっています。


人物画は新札も旧札も同じ人物で変更ありませんが、風景画の方は全て変更されています。
10ソル札にマチュピチュが登場したのがうれしいですね。

以下に人物画・風景画の一覧を挙げます。


・200ソル
人物
ISABEL FLORES DE OLIVA - SANTA ROSA DE LIMA
場所
新:CONVENTO DE SANTO DOMINGO  ISTITUTO POLIGRAFICO E ZECCA DELLO STATO - ROMA
旧:CIUDAD SAGRADA DE CARAL - LA MÁS ANTIGUA DE AMÉRICA (3000-1800 A.C.) - SUPE

・100ソル
人物
JORGE BASADRE GROHMANN
場所
旧:BIBLIOTECA NACIONAL
新:RUINAS DEL GRAN PAJATEN - SAN MARTIN

・50ソル
人物
ABRAHAM VALDELOMAR PINTO
場所
旧:LAGUNA DE HUACACHICA
新:RUINAS DEL TEMPLO NUEVO DE HUANTAR - ANCASH

・20ソル
人物
RAÚL PORRAS BARRENECHEA
場所
旧:PALACIO DE TORRE TAGLE
新:CIUDADELA DE CHAN CHAN - TRUJILLO

・10ソル
人物
JOSÉ ABELARDO QUIÑONES GONZALES
場所
旧:飛行機(上記の人物が乗っていた)
新:MACHU PICCHU - CUSCO


それぞれの説明はまたいつかします。

偽札の多かったペルーだけに技術の詰まった新紙幣の効果が期待されますね。
旧札も古いものは手垢でベトベトになっているものも多いので(10ソルは特に多い)、早く新札に入れ替えが進んでいくといいなと思っています。

硬貨の新旧についても続いてアップいたします。




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2011年9月20日火曜日

クスコ周辺の遺跡周遊チケット


コース1のチケット
先日、日本から訪問客があったため、クスコ周辺の遺跡のツアー、通称シティツアーに行ってきました。
さらにプーノ・ティティカカ湖にも行ってきましたので、いずれレビュー記事をアップいたします。


まずはお知らせまで。
今回はシティツアーに必要となる周遊チケットについての紹介です。

クスコ近郊の遺跡を観光するには、それぞれの入場料を払う必要があります。
遺跡の入り口で入場料を支払うこともできますが、いくつかの遺跡をセットにして割安の入場料にしている周遊チケットを買うこともできます。

周遊チケットにはコース1、コース2、コース3があり、それらの全てを含んだコンプリートチケットもあります。




上の写真がコース1(Circuito 1)のチケットで、4つの遺跡の入場が可能です。
値段は70ソル(約2100円)。

 ・コース1(Circuito 1) 70soles

サクサイワマン(Saqsayhuaman)
ケンコー(Q'enqo)
プカプカラ(Pukapukara)
タンボマチャイ(Tambomachay)


コース2(Circuito 2)は遺跡ではなく美術館や博物館などがメインです。

・コース2(Circuito 2) 70soles
 
コリカンチャ博物館 (Museo de Sitio del Qoricancha)※博物館のみでコリカンチャ自体は別
市立現代美術館 (Museo Municipal de Arte Contemporáneo)
地方歴史博物館 (Museo Histórico Regional)
インカ皇帝パチャクテクの像 (Monumento Pachaquteq)
大衆芸術博物館 (Museo de Arte Popular)
クスコ民俗アートセンター (Centro Qosqo de Arte Nativo) ※ペルー各地の民族舞踊

コース3は聖なる谷の遺跡を巡ることができます。

・コース3(Circuito  3) 70soles


ピサック(Pisac)
オリャンタイタンボ (Ollantaytambo)
モライ (Moray)
チンチェーロ (Chinchero)



これがコンプリートチケットだ!

右の写真は上記の3つのコースの全ての14箇所に
ティポン (Tipón)
ピキリャクタ (Pikillacta)
を加えた全16箇所の遺跡等に入ることのできるコンプリートチケットです。

値段が130ソルなので、サクサイワマンなど(コース1)と聖なる谷(コース3)の両方に行く予定があるなら、130ソル<70ソル+70ソルですので、こちらのチケットを購入したほうが良いでしょう。
裏面にはクスコ市街の地図が



チケットの裏面にはクスコの中心部の地図が載せられています。

また、各遺跡等の入場可能時間も記されているので、訪れる際の参考にしましょう。

また、地図で1の数字が振られている箇所が、この周遊チケットを購入できるカウンターの場所です。

自分で入手をされたい方はこの地図を参考にしてください。





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2011年9月19日月曜日

スターペルー航空 トゥンベスへの運航開始


⇒スペイン語のニュース元を読む


ペルーの航空会社スターペルー航空(StarPerú)が、トゥンベス(ペルーの北部の都市)への運航を開始すると発表しました。

10月10日より、タララ経由でトゥンバスへの運航を週4回(月曜、水曜、金曜、日曜)の周期で運航を開始します。


また、各地へのフライトも本数を強化し、10月3日よりリマ・クスコ間を1日5往復、リマ・アレキパ間を1日2往復へと増やします。


先日よりお伝えしているペルビアン航空の一連の問題により、当ブログではペルー旅行にはスターペルー航空のみをお勧めしています。

ペルビアン航空は策略にかけられて、裏金により90日間の停止措置を受けた被害者と自分自身について語っていますが、確かにかわいそうな立場ではありますが、停止措置期間中の同社チケット購入者への責任を十分に取らず、劣悪な対応を繰り返しています。

ペルー航空業界最大手のラン・ペルー社は、噂のレベルではありますが、 行政に圧力をかけ裏金を回して、自社の脅威となっているペルビアン航空への理不尽な90日間の停止措置をかけさせた黒幕と言われています。そして、ライバルが足止めを食らったいまや、航空運賃を吊り上げ、かつペルビアン航空のチケット購入者への座席の提供を故意に協力せず、やはり先進国では考えられないような対応をしています。


そのため、現在ペルビアン航空に次いで運賃の安いスターペルー航空に人気が集まっています。
現在も人気の同社のチケットは売り切れの可能性も高いため、ペルー旅行の際には十分前もって予定を立て、国内便はスターペルー社のチケットを確保しましょう。



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2011年9月17日土曜日

ペルビアン航空23日よりリマ・クスコ間の運行を再開


⇒スペイン語のニュース元を読む


何度かお伝えしてきました、ペルビアン航空の問題ですが、すでに運航を再開していたリマとアレキパ・タクナ・イキトス間の便に加え、リマ・クスコ間のフライトも再開する見通しとなりました。

ペルビアン航空の発表によると、 9月23日の金曜日より、リマ発10:00の便とクスコ発11:40の便の一往復のみ運行を再開することになります。

ペルーでは各路線ごとに運行の許可を取る必要があるため、一度に全ての路線の運行が再開されるのではなく、路線ごとに許可を得て運行を再開する必要があります。
そのため、順次各路線の運行を再開する運びとなり、ようやくリマ・クスコ間も再開となったものです。


これにより、国内線でもっとも需要のあるリマ・クスコ間もペルビアン航空を利用できるようになりました。
一日一往復のみであるとしても、格安運賃であるため、バックパッカーやペルーの一般市民にとってはありがたいことでしょう。


早く、通常通りの運行に戻ってもらいたいと思いますね。



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クスコ市サンペドロ駅使用再開への要望が募る


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マチュピチュ地域の行政から、クスコ市のサンペドロ駅の使用を再開するようクスコ市に要請があったようです。

サンペドロ駅はアルマス広場から徒歩で10分程、クスコの中央市場のまん前に位置する好立地で、観光客がマチュピチュへアクセスするのに、非常に便利な駅でした。


しかし、2009年2月からこの駅は使用されなくなり、代わりにクスコの中心街からタクシーで20分ほどのポロイ駅が使用されるようになりました。
このサンペドロ駅~ポロイ駅の区間は坂が非常に多く、スイッチバック(列車がジグザグに坂を登る)による走行で非常に時間がかかるため、敬遠される傾向がありました。
しかし、列車のこの区間でクスコ市を山の上から一望でき、マチュピチュ帰りの夜の便であれば、美しいクスコの夜景が望めるため、そして何よりクスコの中心部に近く便利なため、再開を望む声が高まっているようです。

しかし、このニュースを見ると、この区間に住む住民は騒音や振動のため、再開を望まない声の方が多いようです。
再開には、このあたりの問題を解決することが必要かも知れませんね。



個人的な意見としては、今すぐにでもサンペドロ駅の使用を再開すべきだと考えています。
旅行者にとって利便性がはるかに高いからです。
せっかく、レールのインフラが整備されているのに、別の交通手段を利用して離れたポロイ駅まで移動しなければならない理由が分かりません。

マチュピチュ観光をツアーで行う場合にはガイドが世話をしてくれるので迷う心配はないかも知れませんが、もし自力でマチュピチュを目指すのであればポロイ駅まで移動するのもリスクがあると言えるでしょう。


今回の要望が受け入れられて、サンペドロ駅の使用が再開されることを願っています。




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2011年9月14日水曜日

注意:リマ空港、10月3日より営業時間短縮


⇒スペイン語のニュース元を読む

リマのホルヘ・チャベス国際空港(AEROPUERTO JORGE CHÁVEZ)の滑走路の利用可能時間が変わります。

これは空港のメンテナンスのために、期間限定で実施されるもので、滑走路が使用可能な時間帯が午前7時から深夜1時までに短縮されます。
これは2011年10月3日より2012年1月31日まで実施されます。

これにより、各航空会社の時刻表も変更となるため、旅行者には十分の注意が必要です。


例えば、日本からペルーへ旅行で向かう場合、リマ空港に到着するのは夜中の22時過ぎの場合が多いですが、クスコに乗り継ぐためのもっとも早い便は午前5時台のフライトでした。
しかし、この変更によってこのフライトはなくなってしまうことでしょう。

まだ、各航空会社とも新しいフライトスケジュールを発表していませんが、この時期にペルー旅行を計画されている方は十分注意してください。




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クスコの旅行会社に一斉立ち入り捜査


⇒スペイン語のニュース元を見る

9月14日に、アルマス広場近辺の旅行会社に対し、一斉の立ち入り捜査がなされました。

これは、旅行会社が合法的に登録の元に営業をしているかを確かめるためで、最終的に12社に対して調査がなされたようです。


クスコには違法の旅行業者も存在しているようで、そのような業者で生じるトラブルが問題となっています。
このような一斉捜査で、旅の安全が確保されるといいですね。

皆さんも、違法の旅行業者にはくれぐれもご注意ください。




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クスコ飲食店紹介(2):Yola ヨラ

お店の概観 まだ看板が新しい

Yola(ヨラ)は比較的新しいレストランなので、ガイドブックでも紹介されていないかもしれませんね。

ランチメニュー

ヨラはランチタイム(10時~16時)にはPlatos Criollos(リマなどの海岸地方風料理)を、ディナータイム(それ以降)にはポジョ・ブロステル(フライドチキン)やアンティクーチョ(牛ハツなどの串焼き)を提供しています。


そして、高いクオリティの割にはとても良心的な値段設定が良心的です。

だいたい5~7ソル(150~210円)ほどで食事ができます。

内装も新しいだけあって清潔感があります。
店員も、外人慣れしている感じで、この価格帯のお店としては親切な対応をしてくれます。



ランチタイムのメニューは一例としては

Causa Limena rellena con Pollo
(リマ風鶏肉入りポテトサラダ)  3.5ソル(約105円)
Aji de Gallina
(鶏のホワイトソース煮?とライス)  6ソル(約180円)
Milanesa de Pollo
(叩いて薄くした鶏肉のカツ)    7ソル(約210円)
Trucha a la parrilla
(マスのバーベキュー)       9ソル(約270円)


などです。
ディナー時は

Anticucho de Corazon
ディナーメニュー
(牛ハツの串焼き)      5ソル(約150円)
Anticucho de Carne
(牛肉の串焼き)       5ソル(約150円)
Pollo Broaster
(フライドチキン)
1/8カット            6ソル(約180円)
1/4カット            11ソル(約330円)


飲み物は伝統的なペルーの飲み物チチャモラーダもあります。

Chicha Morada
(紫とうもろこしのジュース)
コップ一杯    1.5ソル(約45円)
ピッチャー    5ソル(150円)



スープにこんな大きな肉が!

お勧めは基本的にはどれもおいしいです。
ですが、Caldo de Malaya(マレー風スープ)を注文したときには驚きました!

軽くスープを飲もうと思ったのに、牛肉のリヴがどーんと入っているのです。
味はさっぱりしたコンソメスープ風でしたが、しっかり食べ応えがありました。

とりカツで、ご飯がすっぽり隠れています

前菜にはもってこいのカウサ・レジェーナ

ディナータイムのブロステル(フライドチキン)もボリュームがたっぷりで、値段も安いです。

アンティクーチョは盛り付けもきれいで、サラダとジャガイモもついていて、十分お腹を満たしてくれます。



客層は、ペルー人7:3観光客といった感じで、地元の人に愛されているレストランですが、観光客が入りにくいような雰囲気はありません。




立地は郵便局のすぐ裏で、少し街の中心部から離れていますが、アルマス広場からも歩けない距離ではありません。

郵便局にはがきを出しついでに寄ってみてはいかがでしょうか?

現在、管理人が一押しのレストランです!!









Yola ヨラ
Av. Pardo, Cusco



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