サリータです。
さて、クスコはやっと雨季も終わり、乾季、そして「ワティア」の季節がやってきました。
ワティアとは、土でオーブンを作り、その中にジャガイモを入れて焼いて食べる、
地元の習慣です。朝から仕込まないといけないので、かなり手間がかかります。
*ワティア=ケチュア語「Wathiya」(土のオーブン焼きジャガイモの意味)に由来。
乾季になると、 クスコの人は田舎の原っぱで、皆でワティアをするのが大好き。
私達も、地元の友人たちに誘われ、ワティア体験♪
まず、穴を掘ります。
*通常は、土だけでオーブンを作るのですが、まだ雨季が終わったばかりで
土が湿っている為、今回は石でオーブンを作ります。
そして、穴の中に石を敷き詰めていきます。
パズルのように、上手に石を組み合わせて、オーブンの壁と屋根を作ります。
さすが、インカの末裔(?)
インカの石の技術は今でも受け継がれているかも(笑)
ブラボー!
自然のオーブンが完成♪♪
この入口から、後程ジャガイモを入れていきます。
今日の為に、沢山のジャガイモを皆で購入しました。
ジャガイモの他にお肉なども入る、パチャマンカ(Pachamanka)とは違い、
ワティアはジャガイモだけです・・・(本日のランチは、焼きジャガ+チーズのみ!)
オーブンが完成したので、いよいよ料理開始!
お爺ちゃんがオーブンに点火しました。
薪をくべて、オーブンをどんどん熱していきます。
オーブンが十分熱したら・・・
いよいよ、お芋を投入。
お芋をオーブンに入れたら、今度はオーブンの屋根をぶち壊して、お芋の上に
熱した石をかぶせます。(かなりダイナミック!)
そして、オーブンの上に紙袋をかぶせ、その上に土をかぶせます。
待つこと約30分。
アツアツのジャガイモを取り出します。
出来上がり~!
自然のオーブンで焼いた、ホクホクのジャガイモです。
美味しそうにジャガイモをほおばる、地元の友人たちを見ていたら、彼らは本当に
自然と一緒に生きてるんだなぁ、と思ってしまった。
こうやって皆で力を合わせて作って、皆で仲良く分け合って食べる。
何が無くても、ジャガイモがあれば幸せ!みたいな(笑)、彼らからシンプルな生き方を
学んだ気がします。
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