2011年10月30日日曜日
ペルー イカ県で大地震
⇒スペイン語のニュース元を読む
2011年10月28日13時54分頃に、ペルーのイカ県(Ica)でマグニチュード6.7の大きな地震が発生しました。
震源地はイカ市から南東50キロメートル、深さ14キロメートルの地点で、イカ県の広い範囲(ナスカを含む)で強い揺れが感じられました。
イカ県では2007年8月15日にもマグニチュード7.9の地震が発生して、ピスコ(Pisco)が大打撃を被っていましたが、再び当時の悪夢が蘇るかのような地震で、大きなパニックも見られたようです。
建物が100棟近く倒壊した他、1500人ほどが避難生活を送るなどの被害が出ています。
イカはリマからナスカにバスで向かう際に通過する町なので、旅行予定の方は情報収集を十分に行われることをお勧めすると共に、余震にもお気をつけください。
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2011年10月27日木曜日
ペルー ビール飲み比べ(2)3種類
今回飲み比べた3種 |
さて、近くの酒屋さんで新しいビールを仕入れたので、レビューしてみたいと思います。
前回はクスケーニャやクリスタルなど、もっとも有名なペルービールを取り上げましたが、今回は、やや知名度が劣るものの人気のある3種類を取り上げます。
その3種類とは
王冠はこうなっています |
・フランカ Franca
・アリアンサ Alianza
です。
では早速評価していってみましょう。
トレス・クルセス |
・トレス・クルセス Tres Cruces
泡:少し荒め
色:普通
味:
少々酸味が強く、なぜかドラフトワンのような臭みもある
採点:★★☆☆☆ 2点 (5点満点中)
安っぽい印象のビール いまいち
フランカ |
・フランカ Franca
泡:普通
色:普通
味:
若干においがきついが、それほどの個性はない
採点:★★★☆☆ 3点 (5点満点中)
そこそこ飲みやすいビール
アリアンサ |
・アリアンサ Alianza
泡:荒め
色:少し薄目
味:
最初ちょっと甘みがあるものの、後から苦味が追ってくる
辛口で、しっかりとした味わいがある
採点:★★★★☆ 4点 (5点満点中)
これは結構いける!
ペルーのビールはあまり口に合わないようだったのですが、今回のアリアンサは久々のヒットでした。
しばらくはアリアンサばかり飲むことになりそうです。。
もっとも、ビールの味は体調によって大きく感じ方が変わるので、味の保証はいたしかねますが、皆さんもペルーに来た際には色んなビールを試してみてください。
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2011年10月26日水曜日
ボリビアの世界遺産ティワナク遺跡
ティワナク遺跡のマップ |
入場料は80ボリビアーノ(約800円)と、ボリビアにしては強気の値段です。
世界遺産となって、知名度が上がったためでしょう。
ピラミッド アカパナの壁が一部修復されている |
この入場料にはティワナク遺跡の他に、500メートルほど離れたところにあるプマプンク(Puma Punku)という遺跡や大きなモノリート(立像)が展示されているティワナク博物館、土器の博物館も含まれています。
が、今回時間がなく、プマプンクとティワナク博物館を見ることができませんでした。
というよりも、チケットにも販売所にも遺跡の入場が午後5時までとは書いていなかったため、ゆっくり見学していたら時間になって追い出されたというのが本当のところです。
半地下神殿とコンティキ神 |
ティワナク遺跡はいくつかの部分に分かれています。
175の顔が壁に埋め込まれている こっち見ないで! |
ピラミッド アカパナ
(Piramide de Akapana)
ここはかつてはピラミッド構造になっていたのでしょうが、現在はただの丘のようになっています。
それでも、基部の修復が両側から進められているようで、ロープで囲って保護されていました。
3,4枚目の写真が
カンタタリータはまだ掘り起こされてもいません |
(Templete Semisubterraneo)
少し地下に埋まった構造で、周りの壁をぎっしりと175個の顔の形の石が埋め込まれています。
少々不気味ですね。
真ん中にはコンティキ(Kontiki)という神様と他2体の像が立っています。
右の写真は遺跡の一番東端、他の部分とはだいぶ離れた場所にある
カンタタりータ(Kantatallita)
この部分も半地下構造だったようですが、いまだ大部分が土の中に埋まっているようです。
インカのチャカナ(インカ・クルス)にそっくり |
また、この部分ではインカ・クルスとも言われるチャカナ(Chakana)とよく似た模様が彫られた岩もありました。
でも、チャカナはインカの三つの世界という世界観を表すため、一辺のぎざぎざは3段ですが、この模様は4段あります。
でも、プレインカの遺跡だけに、インカとの関係性も感じますね。
遺跡の中心 カラササヤ |
さて、ここからは遺跡の中心部、一番大きな部分を占めている
カラササヤ(Kalasasaya)
この遺跡はかなり間違って復元されていると言われていますが、現在の復元の形ですと、2重構造の壁に囲まれて、地面より少し高くなっています。
排水設備もばっちり |
この外側の壁には敷地内の水が排水される仕組みの排水溝があります。
しかも、数メートルおきにあるので、丁寧なつくりだと感じますね。
内側の壁の穴 |
内側の壁には、ところどころに穴が開いています。
これは中と外で会話をするための穴だったようです。
外側から小声でささやいても、内側ではとてもよく聞こえます。
20メートル離れても聞こえると言われています。
なんでもこの穴の曲がった構造に秘密があるとか。
実際、本当に小さな声でも大きく増幅されるので楽しいですよ。
ぜひ、穴に向かってささやいてみてください。
保存状態のよい「ポンセ」 |
カラササヤの内部には2体のモノリート(立像)があります。
そのうち、保存状態が良いのがポンセ(Ponce)です。
ちょうど逆光でよい写真が取れませんでした。
(この遺跡は写真を撮るためなら、光の関係から、朝に訪れるのが良いですね。)
体中に彫られた謎の模様や、柄のパンツが印象的です。
どことなくさびしそうな「エル・フライレ」 |
もう一体のモノリートがエル・フライレ(El Fraile)です。
状態の良いポンセと異なり、解説板も台座もなく、ボロボロでカラササヤの端っこにおり、ちょっとかわいそうです。
ベルトにカニのようなものが彫られているのも興味深いですね。
太陽の門 |
そして、これがティワナク遺跡の最大の目玉である太陽の門(Puerta del Sol)です。
一枚岩を加工して作られたこの門は実に見事です。
上部にはビラコチャ神(Viracocha)と48羽の鳥(鳥人だそうですが)が掘り込まれています。
探すのに手間取った月の門 |
ちなみに、こちらは遺跡の北西のはずれにある月の門(Puerta de la Luna)です。
本当に離れた場所にあるので、最初見つけられませんでした。
これもやはり一枚岩で作られています。
ティワナク遺跡の大きな見所はここに挙げたものでおおよそ全てだと思います。
後はティワナク博物館の巨大モノリートくらいでしょう。
今回はじっくり見ることができませんでしたが、次回またリベンジしようとまでは思えませんでした。
マチュピチュのようにまた行きたいという気持ちになる程の遺跡ではないのかもしれません。
というより、 まだ一般公開しないで、じっくり発掘と復元を行って、観光するに値するまでにして欲しいと感じました。
そして、この遺跡はアクセスも悪ければ、案内も最低レベルでした。
先述した17時に閉まるとの表記がない点もありますが、バス停から遺跡まで20分ほど歩かなければならなかったり、遺跡の入場券をどこで買ったらいいのか分かり辛かったり、色々とダメです。
ボリビアは観光にもっと力を入れた方が良いと感じますね。
でも、プレインカの大きな文明であったティワナクを知る上で非常に価値のある遺跡であることは間違いないです。
世界遺産でもあるので、ペルー・ボリビアの国境越えをするなら立ち寄ると良いでしょう。
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航空運賃を取り戻せ!(4)ペルビアン航空責任者との話し合い
前回の記事:航空運賃を取り戻せ!(3)消費者の味方INDECOPIへ
インデコピの人がペルビアン航空のクスコの責任者の人とアポを取ってくれたため、指定の時間にアルマス広場のすぐ隣のオフィスに行ってきました。
約束の時間から30分ほど待たせれて、やっと責任者がオフィスに到着。
話し合いが始まりました。
こちらの言い分としては、ペルビアン航空に最初に支払ったお金は納得して支払ったもので、後日ラン・ペルーに支払ったチケット代はぺルビアン航空が本来代替便を確保するべきだったのにそれをしていなかったのが悪いので、ランペルーに支払った一人304ドルを返してほしいというものです。
それに対し、ペルビアンの責任者の言い分は
「返金できるのはフライトしなかったペルビアン航空のクスコ→リマのチケット代だけで、ランペルーの分は支払うことができない。国とランペルーがこの事態にペルビアンに協力すると言っていたのに、実際にはそれがなかったから自分たちも被害者だ」
というものでした。
ペルビアン航空が裏金によって攻撃されて、このような事態になったのは分かるのですが、それは消費者には関係ないことではないでしょうか?
黒幕がラン・ペルーだったとしても、ペルビアン航空はチケット購入者に対して責任があるはずですが、自分たちも被害者だといって責任逃れをするあたりはまともな企業とはとても思えません。
おそらく、ペルビアン航空は、外国人旅行者は旅程をこなして海外に戻ってしまうため、自分たちを訴えることができないと高をくくっているのでしょう。
実際にペルビアン航空による被害を受けても、訴えることのできないまま帰国した旅行者は数多いと思われます。
話し合いで埒が明かなかったため、結局私たちはインデコピに訴えを出すことにしました。
もし私たちの訴えが聞かれた場合には、ペルビアン航空は私たちが請求している以上の大金を罰金としてインデコピに支払わなければならなくなります。
続きはまた次回に。
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ラパス サンフランシスコ寺院→サガルナガ通り
サンフランシスコ寺院 |
ラパスにある教会の中でも最大級のものが、このサンフランシスコ寺院です。
今回旅行した2011年10月17日の時点で、この近辺の地区は工事中で道も狭く、しかも時間もなかったため、ゆっくり見ることができませんでした。
また行く機会があった時にじっくり取材したいと思います。
怪しいアジア料理屋さん |
このサンフランシスコ寺院の向かって左側にある通りがサガルナガ通り(Sagarnaga)で、お土産屋などが立ち並ぶ地区です。
そこで見つけた怪しいアジア料理のお店。
タイ料理も和食も中華もひっくるめてアジア料理として提供しているようです。
いつか入ってみようかな・・・
毛皮つきのミイラ |
そして、見てみたかったのが、サガルナガ通りと交差しているリナレス通り(Linares)に売られているというリャマの子供のミイラです。
何に使うのか聞いたところ、大地の神パチャママに捧げるのだとか。
どうも新築の家の土地に埋めて犠牲とするみたいです。
人柱みたいなものなんでしょうね。
骨のミイラ |
本当に小さいミイラもありますが、それらはまだ胎児のようです。
おなかにいる胎児を引きずり出してミイラにするとしたら、かなり残酷ですよね。
なぜか、リャマのミイラの写真は全部ピンボケでした。。
モノリートのミニチュア? |
石や土器でできたミニチュアのようなものもたくさん売られています。
これくらいのサイズならお土産に持って帰りやすいですね。
このリナレス通りは通称魔女通りというそうで、怪しいものがたくさん売られていました。
でも、ミイラはお土産には不向きと思います・・・
道端で占いをする人 |
ちなみにこの近辺では道端でカード占いをする占い師をたくさん見かけます。
やっぱり魔女なんでしょうかね??
↓緑の矢印がサンフランシスコ寺院です。その南側の通りがサガルナガです。
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ラパス ムリリョ広場は鳩だらけ
これがムリリョ広場 意外と狭い |
ボリビアの首都ラパスの行政の中心が、ムリリョ広場(Plaza Murillo)です。
この広場はボリビア独立運動の先駆者とされるペドロ・ドミンゴ・ムリーリョ(Pedro Domingo Murillo)から名前を取られた公園で、広場の中心にはムリーリョの像が建てられています。
ムリリョの像 |
周りには行政機関しかなく、わざわざ観光で見に行く価値があるかどうかは疑問ですが、それらの建物がいわゆるコロニアルな雰囲気を出しているので見ごたえはあります。
国会議事堂 |
広場を囲む建物の中でも、大きく立派なのがこの国会議事堂です。
大統領府 |
こちらは大統領府。
兵隊が警備しています。
ここにエボ・モラレス大統領がいるのでしょう。
カテドラル |
大統領府のすぐ隣がカテドラル(大聖堂)です。
壁面塗装がされていないので、大統領府や国会議事堂とはだいぶ趣が異なりますね。
平和(La Paz)の象徴の鳩がいっぱい |
ムリリョ広場内はものすごい数の鳩が集まっています。
ラパス(La Paz)とはスペイン語で「平和」を意味しているので、平和の象徴である鳩は保護されているのでしょう。
自由にえさをあげることができるため、人に鳩が群がってきます。
くれぐれも糞の爆撃にはご注意を!
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ラパス ボリビアと言えばサルテーニャ
メニュー一覧とサルテーニャ |
サルテーニャ(Salteña)とは以前このサイトで紹介したエンパナーダのボリビア版のような料理です。
惣菜パンの一種で、中に挽き肉やチーズなどの具が詰まっています。
今回はラパスで1939年創業と言われる老舗チェーン店のウィストゥピク(Wist'upiku)で、サルティーニャを味わってみました。
このお店ではサルテーニャは5ボリビアーノ前後(約50円)で食べることができます。
見た感じは小さいのですが、中身がぎっしり詰まっていて、そこそこにボリュームもあります。
今回注文したサルテーニャとドリンク |
今回は牛肉(Carne)と干し肉(Charque)、それに揚げたタイプのサルテーニャは鶏肉(Pollo)のチョイスにしてみました。
飲み物は左がトゥンボ(Tumbo:フルーツの一種)のジュース、右がアピ(Api)です。
このアピですが、紫とうもろこしから作られているホットドリンクで、ボリビアの伝統的なものです。
チャルキ(干し肉)のサルテーニャ |
右の写真は干し肉(チャルキ)のサルテーニャを割ったところ。
ちなみにチャルキについてはこちらを参照してください(⇒ケチュア語講座:チャルキ)
干し肉のいい味が出ていておいしかったです。
ラパスの町では、いたるところにサルテーニャ屋さんを見かけました。
ボリビアに来たら必ず食べた方がいいですよ!
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ラパス 野外博物館は殺伐としていた
これが野外博物館 |
エルナンド・シレス競技場のすぐ正面に野外博物館(Templete Arqueologico semi-subterráneo) なるものがあると、ガイドブックに載っていたので見に行ってみました。
「博物館」というからにはそれなりに見応えがあるものと期待して行ったのですが、小さな公園のような場所に、モノリート(立像)が展示してあるだけでした。
大きなモノリートが真ん中に |
かつてここには、ティワナク遺跡(Tiwanaku)から発掘された巨大なモノリート「ベネット」が展示されていたらしいのですが、現在はティワナクの博物館に移されているので、ここにあるのはレプリカなんでしょう。
倒れてるモノリートも |
この博物館の真ん中以外の像は倒れていたりと扱いが雑で、しかも新しそうに見えることから、全部レプリカなのかもしれません。
発掘されたのではなさそうな新しさ |
作られている素材感もバラバラなので、同じ遺跡から出土したものには見えませんよね。
壁はティワナク遺跡をモチーフにされている |
壁から突き出した顔は、ティワナク遺跡の半地下神殿そのもの。
というか、この博物館の名前自体が半地下神殿をモチーフにしているようです。
見た感想としましては、わざわざここまで観光に来る程のスポットではありませんでした。
見るならティワナクで本物を見た方がはるかに良いでしょう。
というわけで、ティワナク遺跡のレポートもこれからご紹介していきます!
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