2011年10月10日月曜日

プーノ チチカカ湖旅行2日目(1) プーノからウロス島へ


ボートでトトラの中の航路を行く
夜行バスがプーノ(Puno)のバスターミナルに到着すると、ターミナルにはチチカカ湖観光のツアーの客引きが沢山います。

ツアーを利用せずに観光をすることも可能なのですが、スペイン語力と観光知識が必要になるので、管理人は素直にツアーに申し込むことをお勧めします。

ツアーには日帰りとアマンタニ島に一泊するものがありますが、一泊するツアーがお勧めです。
ウロスの浮島
というのは、現地の民族の民泊なので生活の様子を見ることができますし、チチカカ湖上の星空はもう最高にきれいなんです。


一泊二日(1.5日ですが)のツアーは、最近値上げがあり、客引きには90ソル(約2700円)と言われます。
値切って80ソルまで落としましょう。
ウロス島群の一つの入り口
(最近、ペルーでは観光費のみならず食料品や交通費の値上げもたびたび行われています。上記の価格は2011年9月現在であり、今後再度値上げがある可能性があります。)



夜行バスでターミナルに到着するのが大体午前6時で、ツアー開始は8時くらいです。
ツアー会社がホテルの部屋を用意してくれるので、2時間ほどの時間で食事をとったりベッドで休んだりしましょう。

時間になると、ホテルにツアーの迎えが来ます。
車に乗り込んで、プーノ港まで連れて行ってもらい、ボートに乗り込んでツアー開始となります。


最初に向かうはウロス島(Los Uros)です。
ウロスは沢山の浮島からなっており、そのうちのどれかを見学することになります。

島に上がると、ガイドさんがしばらく浮島や文化、宗教、生活について解説してくれます。

今回のガイドさんは英語とスペイン語両方で話してくれました。
英語はなまっている人が多いので、発音に慣れるのに時間がかかります(汗)
浮島の構造を説明


ウロスの織物の柄から神話や文化について話します
ウロス島はトトラ(Totora)というイグサのような植物を3メートルほど重ねて作られています。
トトラは触ってみると中が発泡スチロールのように空気を含んでおり、水によく浮くことがわかります。
このトトラはチチカカ湖の浅い部分に沢山生えており、これを用いて浮島以外にも家や船を作ります。

ウロスの人が織った布と刺繍の柄から、文化や神話についての解説もあります。

ちなみにこの布は売り物です。。

チチカカ湖に生息する魚の説明も




チチカカ湖には数種類の魚が生息しており、そのうちのいくらかをこうして土器に入れて見せてくれます。

外来種のカナダの鱒と、アルゼンチンのぺへレイ、チチカカ湖原種がカラチ、マウリ(なまず)、イスピという5種類が現在生息しているようです。



ガイドさんの解説が終わると20分の自由時間となりました。

この時間に、浮島のお土産販売が始まります。
私はトトラでつくった舟の形の置物を買ってみました。。






このトトラ舟で次の島に


自由時間が終わると、別料金(10ソル)を払って、トトラ舟で次の浮島へ移動します。

別料金なのが気になりますが、よい経験なのでここは潔く払って乗り込みましょう。
節約する場合は、乗ってきたのと同じボートで移動します。






最初に寄った島を離れる時に島民が歌を歌ってくれる


島を離れる時には、島民の女性たちが歌を歌いながら見送ってくれます。

ちょっとヒョンヒョンとした声で可愛らしいです。


次に寄った浮島はさらに大きい










次に訪れた浮島はTUPIRMARKAという島。

先の島よりも規模が大きく、ジュースなどを売る店もありました。








ホテルのベッド

そして、この島には何とホテルもあるのです。

今回私たちは浮島ではなく、アマンタニ島に泊まるため利用しませんでしたが、中を見せてもらうとちゃんとベッドが設置されています。

ということは、ここに泊まる観光客もいるということですね。
プーノの港の入り口でウロス島までのチケットを購入できるのですが、自由旅行だとこんなところに滞在することも可能なんですね!








生簀でトルチャの養殖までしている

この島には生簀もあり、トルチャ(Trucha:鱒・マス)の養殖までしていました。

中を覗くと、沢山の魚が・・・




この島を見終わると、次はボートでアマンタニ島へと向かいます!






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