2011年10月6日木曜日

クスコ シティ・ツアー(4)石灰岩の大岩 ケンコー遺跡

首吊り人形が不気味なお出迎え


シティツアーで最後に訪れたのが、ケンコー(Q'enqo)遺跡です。




ケンコーの入口にはなぜか男女の人形が吊るされていて、ガイドさん曰く入場料を払わないで入ろうとする人はこうやって吊るされるとか(笑)







ギザギザの溝に血もしくは酒を流して占った


ケンコーとはケチュア語で「ギザギザ」のこと。
遺跡の上部にはギザギザの溝が掘られていて、そこにいけにえの血(もしくはチチャという酒)を流して占いをしたと言われています。

残念ながら、この部分には現在上ることができなくなっています。
ケンコーといえば見所はここなのに!

非常に残念ですね。






遺跡を囲むように座席が並ぶ


 遺跡の周りには右の写真のような石を積んでできた座席が据えられています。

ここに座って儀式を見守ったのでしょうか。








プーマに見えますか??


また、遺跡の入口側には、6メートル程の大きな岩があり、モニュメントとして囲いも作られています。

この岩はプーマの形をしているそうです。

インカではプーマは聖なる動物と考えられていたためと思われますが、私の目にはとてもプーマには映りません(汗)







岩を切り抜いて通路が作られている


 ケンコーは石灰岩でできた大岩を加工して作られています。

遺跡内部には、右の写真のように岩を切り抜いて作られた通路も。
石灰岩とはいえ、このように岩を掘るのは並みの技術と労力では不可能なはずです。

インカ(プレインカかも)の技術の高さを見ることができますね。





ミイラを作ったベッド




 通路を歩いていくと、石を掘って作られた寝台があります。
このベッドで、ミイラを作ったのではないかと考えられているようです。


ここに寝たらひんやりして気持ちよさそうですね。
ミイラにされないようにご注意を。






遺跡の正面


 この遺跡を少し離れたところから見てみると、本当に大きな岩盤を加工していることがわかります。


サクサイワマンが大きな岩をどこからか運んできたのに対し、ケンコーはもともとあった岩を利用しているのですね。




遺跡を横から



 横からケンコーを見ると、岩がひび割れていることに気付くと思います。

溶岩が冷えてひび割れたような形ですね。
もしかしたら、遠い昔ケンコーの地盤は海だったのかもしれません。







 以上で、クスコシティツアーの4つの遺跡をご紹介できました。

クスコに滞在する機会があるなら、ぜひこれらの遺跡を見に行ってください。
半日で4つの遺跡を回れるお得なツアーですよ。





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